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今日もまた職員自慢です

このところの大雪はテレビや新聞などの報道をみても
いろいろなところで問題を引き起こしておりますね。

本学もこの大雪で教職員や学生の通学路確保のために
雪かきや氷と化した雪の取り除きがたいへんな作業となっています。

大学にくる車の中で
「今日は雪かきがたいへんだな!」
「今日は大学の門の前が凍っていると車がスリップするかも?」などと
考えて、到着してみると
先日は、みんながキャンパスの通路をどこから探し出したのかスコップや
鍬をもって雪かき作業に職員全員と早く到着した教員とが汗をかきながら
雪かきをしているのです。
今日は、正門の氷が片付けられ、キャンパス内の歩道部分の雪氷が
スッカリとはぎとられているのです。
やはり、スコップと鍬とを持って・・・

  
  

誰が命令したのでもなく、指示したのでもなく、若い職員たちが自ら
だれかれとなく飛び出して作業をしているのです。
他人のために自ら行動する
相手を思いやる
相手の便を図ることは自分の便になって返る
本学の職員朝礼で幾度となく出ているスピーチのタイトルです。
それをきちんと実践している本学の教職員に頭が下がります。
「今の若い者は・・・」と否定的な言葉が出る一方で
「今の若者は、こんなにも素晴らしいことを自らやってのける」といった
言葉が自然と出てきます。
アリガタイことです。

昨日もANA(全日空)の「土産田」と名札に書いてあった若いGSさんの
臨機応変な対応の素晴らしさに、ご本人の人間性を素晴らしさを感じたと同時に、
ANAの徹底した社員教育の成果を感じ取りました。
最近、他の航空会社を使うことが多かったのですが、
あらためてANAを利用して良かったと素直に思いました。
このことは今朝の職員朝礼で話しました。
それはこのような一つひとつの事例を自分自身に採りこんで、
より良い学生対応、より良い保護者対応、より良い来客対応などを
して欲しいとの思いからです。

しかし、先日の本学の教職員の自発的な雪かきや今日の雪氷はぎをみたとき、
日ごろからうすうすとは感じていたことを、この大雪のおかげで
あらためて、本学の教職員一人ひとりの人間としての素晴らしさを
ハッキリと感じることができました。

  
  

このような教職員の思いや態度や行動は、いつしか学生にも影響を及ぼし、
学生一人ひとりが「さりげなく他人を思いやる行動を・・・」という
人間としての基本的で、重要な人間性の部分を身につけてくれることと
信じています。

本学の学園訓「気品・知性・奉仕」は、このように本学の教職員や学生の
心に刻まれているのかもしれませんね。

学長 藤田利久

今日もまた職員自慢です

2014.02.17

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