2013
08.01
一致協力
この言葉を聴くことはあっても組織においてはなかなか実行されるのは難しいことです。
しかし、嬉しいことに、本学の教職員はこの「みんなで力を合わせて」が
大好きな言葉の一つで、いつもどこかの部署が忙しそうにしていると
いつの間にか、みんな集まって仕事を手伝っているのです。
昨日は、福岡から来学した福田理事長までが、
ラベル貼りを一所懸命手伝ってくれたのです。
そのスピードは誰よりも早く（2倍以上）、みんなが驚きの表情でみていました。
このようにいつもいつもみんなが気持ちと行動を一致させて動いているおかげでしょうか、
学生も何かあるといつも「お手伝いしましょうか」と声をかけてくれます。
昨日も学食のランチを持って歩いていた時に、数人の学生が
「お持ちしましょうか？」
「ドアを開けましょう。」
食べ終わると傍のテーブルに座っていた学生が、
「片づけは私たちがします！」などと声をかけてくれました。
このような何気ない一言とチョットした気遣いと行動ができる
学生や教職員は本学の自慢のひとつです。
今日も試験監督から戻ってくると、事務室にみんなが集まり
今週末のオープンキャンパス用資料の袋詰めをしていました。
それもほんとうに楽しそうにお互いに声を掛け合いながらです。
（こんな光景は嬉しさで涙が出ますね・・・）
このようにチョットしたことの積み重ねのおかげでしょうか、
今年のオープンキャンパスへの参加高校生も昨年よりかなり増えています。
また、オープンキャンパスに参加してくれた高校生や保護者からも
「学生の笑顔と明るい挨拶や教職員の丁寧な心遣いが・・・」とお褒めの言葉を
いただいております。
このように「埼玉純真を良くして、学生たちに楽しい学生生活を送ってもらいたい」、
「社会人としての正しいマナーを持った先生になってもらいたい」と、
教職員ひとり一人の自らがお手本になる気持ちが共通しているからだと考えています。
「これまでいろいろな職場を経験してきましたが、こんなにみんなが協力して、
気持ち良く働くことのできる職場は初めてです」と
最近、本学の働く仲間の一員となった職員の言葉がほんとうに嬉しく感じられます。
「一致協力」・・・言葉だけでなく、行動を伴う教職員と一緒に仕事ができるのは
たいへん嬉しいことですし、お互いに喜び繋がっています。
It is one of the most beautiful compensations of life that no man can sincerely try to help another without helping himself.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も助けられる。
これは人生の最も美しい補償の一つである。（ラルフ･エマーソン）
学長 藤田
