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平成24年度 同窓会総会を開催しました

紅葉から雪の便りが聞かれるとともに、日増しに寒さがが増し、うららかな小春日和が楽しみになる今日この頃です。

さる10月14日(日)、母校で「純真祭」が開催されました。私たちの時代と同じように各クラスの出し物や模擬店は趣向がこらされ、来学されたお客様達がとても楽しそうにされていました。
学生の皆さんは、授業や実習、試験などあるなか、準備をされてとても大変だったと思います。私も学生時代の純真祭を重ね合わせて、懐かしく思いながら、一生懸命な皆さんに目を細めておりました。私たちもこんなにハツラツとして動いていたのでしょうね。

そんな中、私たち秋桜会の総会は、日差しがいっぱい入る明るいカフェテラスにて開催されました。昨年より多くの卒業生がご参加下さり、参加人数はそれほど多くはないものの、充実した総会が開催されました。

秋桜会総会1 秋桜会総会2

総会の後は、場所を体育館に移して、埼玉純真の校医で、行田市の「南川元気クリニック」院長の南川逸雄先生による講演会を開催いたしました。
南川先生のご了解をえて、座布団で車座になり、アットホームな雰囲気の中、ざっくばらんに質問や意見が飛び交えばと考え、ほんとうの座談講演会としました。

南川逸雄先生講演会1 南川逸雄先生講演会2 南川逸雄先生講演会3

今回のテーマは『小児医療の今』です。
小児科医不足が深刻であること、小児救急医療体制が維持できないこと、お話の中では、南川先生は特別の事情がある患者さんには自分の携帯電話番号を知らせ、「いつでも電話してきていいよ」という患者優先の医療体制をとられているとのことです。
そのような患者優先のお考えの病院運営の結果、ご自身のお休みもほとんど無いに等しい状況で医療に携わっていられますので、ほんとうに頭が下がります。
お話は多岐にわたり、予防接種の情報、発達障害の取り組み、家族の役割等々のお話が詳しく熱く語られました。
社会が豊かになる一方で、虐待や育児ノイローゼが増加している現実、親子がお友だち感覚である現代、心の病気が増えてきているとの話など興味深いものばかりでした。
ご参加くださった皆さんは熱心に聴かれ質問も多く飛び交い、先生もひとつ一つの質問に丁寧にお答えくださいました。
その上、講演に関連した「子どもの医療」に関する資料をなんと17枚も揃えてきてくださりました。
「せっかく話を聞いても家に帰ってから思いだそうとしても、意外と忘れてしまうものだから」と、南川先生の優しいお心遣いに温かい気持ちになりました。
素晴らしいご講演をほんとうにありがとうございました

南川逸雄先生講演会4

来年度も同じ時期(10月の純真祭)に「秋桜会(同窓会)」の総会を開催いたしたいと考えております。今年度の総会の反省を踏まえて、より良い、意義深い総会にしてまいりたいと考えております。
このために、一番重要なことは、同窓会会員である卒業生のみなさまが多くご参加いただけることです。そのために、卒業生のみなさまに役に立つ「講演会」などの開催も考えてまいります。
そうして、微力ではございますが、「本学創立30周年」となる来年度は、さらに実りある総会になるよう懸命に努めて参りたいと思います。
ぜひとも、同窓会の総会開催に関しまして、みなさまからの建設的なご意見やご提案などをお聞かせいただけますようお願い申しあげます。
どうぞ、みなさまのご理解とご支援をよろしくお願い申しあげます。

母校の埼玉純真短期大学は「秋桜会」会員のみなさまのご利用を歓迎してくれておりますので、お時間のおありの時に、お友達とお誘いあわせの上、カフェテリアでの「学生時代」を思い返してみてはいかがでしょうか?

末筆ながら
会員の皆さまのご健康、ご多幸を心からお祈り申し上げます。

秋桜会 会長 小林ひかり

平成24年度 同窓会総会を開催しました

2012.12.03

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