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思わず感動のもらい泣き

平成24年度学位授与式が3月9日(土)に行なわれました。
卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。
式当日は、前日までの寒さがウソの様に、
春を通り越して夏日と言われるほどの暖かさとなりました。
このお天気の良さは、きっと卒業するみなさんの
「日頃からの良い行い」のお陰だと思いました。

卒業生のみなさんからのメッセージを、
卒業式前日に学生会の1年生が数名事務室へ
先輩がお掃除のスタッフの方に感謝の気持ちということで作ったので、どこかに貼らせてください
と、とても可愛い手作りの感謝状を持ってこられました。

清掃スタッフ感謝状

それでは・・と、
職員のみんなに確実に見てもらえる所が良いので、
いつも必ず使用するロッカーに貼ってもらうことにしました。
持って来てくれた1年生も
「先輩が一生懸命作ったので、ここなら絶対見てもらえますね」と喜んでくれました。
勿論!この感謝状を見たお掃除のスタッフの方は、
とても喜ばれて学長先生に
とても嬉しい
この気持ちに涙が出て止まらなかった
とお話をしてくださったそうです。

お掃除のスタッフの方の他に、バスの運転をしてくださる松本さん、
美味しいお昼を作ってくださる学食のスタッフの方へも、
同じように感謝の気持ちを持ち、感謝状を作ってくれた学生会の2年生。

学食スタッフ感謝状

その先輩の想いをちゃんと手渡してくれた学生会の1年生。
いただいたスタッフのみなさんはそれぞれに
「こんなに卒業生からしてもらえるなんて、思いもよらなかった」
「ほんとうに嬉しくて・・・嬉しくて、卒業生に感謝したいわ」
などと言いながら、それぞれ良く見えるところに貼っています。

式の当日も、2年生が発案の卒業生全員へのサプライズ企画を成功させようと、
謝恩パーティー中に食事も摂らずに会場の外で必死に準備をしていた
学生会の1年生と安倍先生の姿に、とても!とても!!感動しました。

準備中に、1年生の会話の中で、
「全然実感ないから、まだ寂しいとか、悲しいとかないな~」
と、耳に入りました。

ところが・・ところが・・・、
パーティーが終わり、頑張って準備をした
サプライズのフォトスタンドを卒業生一人一人に手渡しをしていた1年生を
ふと振り返って見た時、学生会の2年生に手渡しながらみんなボロボロと涙を流していて、
思わず私までが貰い泣きをしてしまいました(^_^;)

なんだか、1年生と2年生のこんな素敵な関係で、
2年間でこんなに素敵な想い出を作っている学生さんを、ちょっぴり羨ましく思いました。

周りに感謝の気持ちを持てる学生。
その気持ちの大切さを知り、お手伝いをしようと頑張れる学生。
こんな素敵な学生さんを社会へ送り出すことができたことは、
埼玉純真短期大学にとって・・・
いえ、なにより私にとって、とても自慢のことです。

そして、その先輩の背中をちゃんと見ていて、
先輩の素敵なところを引き継ぐことの出来ている新2年生を、
また来年無事に送り出せるようにお手伝いできるよう、
私も頑張ろうと改めて思いました。

庶務係 大澤尚子

思わず感動のもらい泣き

2013.03.12

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