
2013
03.11
卒業式を了えて
爽やかな朝でした。
ここ数日の暖かさによって、ようやく梅も満開となっています。
卒業式は昨年同様に、さいたま新都心の「ラフレさいたま」で行われました。
私は駅改札前で、中村さんは会場への方向指示者として、学生を待ちました。
道行く人々が、“埼玉純真短期大学”の看板を持った我々を見て通り過ぎていきます。
中には、「卒業式ですか?いいですねえ。」と話しかけていく人もいます。
春というより夏を感じる日となりましたが、駅を歩く人々はコートを羽織ったり、
濃い色の服装をしていました。
そのような中、ばっと目を引く色彩は、卒業生の華やかな姿でした。
三々五々、保護者と、そして仲間同士で連れだって歩いていきました。
式の中で、感動したのは、在学生の贈る言葉や卒業生代表の言葉でした。
万感胸に迫るものがあったはずです。
時折、言葉に詰まりながらも最後までしっかりと言い切りました。
それらの言葉や態度から、自己研鑽の意思や未来に対する熱い思い、周囲の人々への
感謝等をあの場にいた人々はおそらく感じたことでしょう。
式典が終わると、謝恩会です。
袴姿からドレス姿に替わってまた華やかさが増しました。
あちらこちらで教職員と会話の輪ができ、どの卒業生も楽しそうに話をしています。
これからの未来のことや研修の大変さ、仲間と離れることへの寂しさ、そんな会話が
どんどん耳に飛び込んできます。
ここでも学生会のメンバーが大活躍です。
会の仕切りから、余興(えっ!手品!)
なにをヒミツにして一生懸命やっているんだろうと思っていたのは、先生方からの
メッセージをパワーポイントで作っていたのですね。
一番驚いたのは、学生会諸君からの教職員全員への花束でした。
私のところには、Yさんが来て、「(先生として)がんばります!」と
こぼれんばかりの笑顔で渡してくれました。
彼女の就活の時や純真祭の時のこと等一度に思い起こされて、一番の感動でした。
彼女たちがそれぞれに、様々なことを一つずつ積み上げて、今日ここに至っているの
はなんと嬉しいことでしょうか。
学生・進路支援係長 奥貫慶一郎