「SD発表」及び「令和4年度委員会総括」研修会を開催しました

 3月1日(水)に、‘SD発表’及び‛委員会総括’の研修会を開催しました。

 

「SD発表」では、毎年教職員が一体となって大学業務を進めている委員会の中で、特に全体に共有したい重要事項をテーマとして発表したり、委員会で回収したアンケートや報告書の集計及び考察、次回への展望を発表したりしています。

午前中は、IR委員会、教務委員会、FD&SD委員会、こどもセンター委員会、地域支援委員会がSD発表を行いました。

各組織内でしか共有されてこなかった事柄が、研修会を通して全体に共有され、確認された上で次年度を迎える事には、大きな意義があると感じます。質疑応答では、さまざまな質問や意見・感想が出され、教職員それぞれの持っている情報や、思いが交流され、示されました。

 

「委員会総括」研修会は、午後に開催しました。委員会総括を互いに発表して共有する形は、昨年度から開始しました。

①一年間の総括を委員同士出し合い、記述に残す。

②前年度の総括で出た課題点や良かった点を踏まえて今年度の目標を立てる。

③今年度の目標が達成できたか、昨年度の総括で出た課題をどのように改善できたか、今年度新規で行って良かったこと、次年度への目標等について、一年を振り返り、委員会内で今年度の総括を行い記述に残す。

④総括の発表会にて、全教職員に内容を共有する。他委員会の総括を知り、大学全体の動きを全教職員が把握する。

⑤今年度の総括を次年度に活かして、より良い運営へのサイクルを回していく。

 

総括は、①~⑤のような、大学業務の改善に向けたサイクルとして活用され始めたところです。

 

研修会開催には時間がかかります。事前準備や発表の時間があり、質疑応答や意見交換が多数行われて白熱したりもします。できるだけ、教職員が疲弊してしまわないよう、負担を減らしていけたらと、開催日程調整をするなどして、より良い研修になるよう進めてきました。3月1日は授業も委員会もなく、1日研修開催の運びとなりました。

疲れが出たかもしれませんが、内容はとても濃く、学生のため、教職員のため、本学のために、それぞれが考え、発言できていた環境は、本学の強みであると実感しました。これからは様々な情報を個々で握るのではなく、共有すればするほど強くなる時代だと感じています。そのような共有力に、研修会の場が力添えできたら幸いです。

FD&SD推進委員長 細田 香織

「SD発表」及び「令和4年度委員会総括」研修会を開催しました

2023.03.06

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook