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姉妹校の純真短大(福岡県)との合同授業「暮らしと環境」

7月8日(金)~10日(日)の2泊3日の日程で行いました。
埼玉純真短大からは12名、福岡の純真短大からは48名、
合計60名の学生が参加しました。

1日目<7月8日(金)>

福岡には前日の木曜日に入り、
宿泊していた福岡市内のホテルからバスで宗像市へ移動しました。
この日の福岡は曇り空で時折小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、
高速をおりて程なく、日本海が見えてきて
学生からは「おおー」という歓声があがりました。

途中の道の駅で昼食を買い、玄海ゆりの樹幼稚園に到着。
まず最初に園長先生から幼稚園見学にあたり、
注意について説明を受けました。
また園長先生から見学のポイントをプリントをもとに説明していただきました。
その後、学生がそれぞれ園内で子どもたちの活動や先生の子どもへの関わりや
園の環境構成を見学させていただきました。

教室の壁が無い園舎は
とても開放的で子どもたちの楽しそうな声が響いていました。
見学が終わった頃には小雨がパラついていましたが、
幼稚園の目の前が海ということで、水遊びをしました。
埼玉は海から遠いのでなかなか気軽に海で遊ぶことは出来ないので
靴を脱いで水遊びをしていました。

  

夕方に玄海少年の家に到着し、開所式を行ないました。
施設の担当者の方から施設での過ごし方について説明を受けました。
夜には昼間見学させていただいた玄海ゆりの樹幼稚園の園長先生に
講義をしていただきました。
玄海ゆりの樹幼稚園で大切にしていることをお話しいただき、
学生の質問にも答えていただき大変有意義な時間となりました。

2日目<7月9日(土)>

心配されていた天気もこの日は朝は曇っていましたが、
時間を追うごとに晴れてきて活動するのには気持ちいい天気となりました。
午前中は体育館でレクリエーションを行ないました。
この授業の目的の一つが福岡の純真短大と埼玉純真短大の交流なので、
このレクリエーションの時間で少しずつ打ち解けるようになりました。
午後になると天気もすっかり良くなり、
施設から歩いてすぐのビーチで海水浴をしました。

関東ではまだ海で泳ぐのには早い時期ですが、
この日は気温も高く、海に入ると気持ち良いくらいでした。
夕方からみんなで分担をして準備をして夕食はバーベキューをしました。
純真短大の男子学生が大いに手伝ってくれたおかげで
スムーズに炭に火がついて、
みんなで楽しくお腹いっぱい食べることができました。
この日は玄海少年の家での最後の夜ということで、
それぞれの部屋で一緒に泊まっている福岡の学生と
色々と話していたようでした。

3日目<7月10日(日)>

最終日のこの日は朝食後に部屋の片付けを済ませて、
閉所式を行ないました。
少年の家を出発する前に全員で記念撮影をしました。
少年の家をバスで出発し、宗像大社を訪れ境内を散策するとともに、
国宝に指定されている様々な歴史的に貴重な展示物を通じて、
「神宿る島」とも言われる宗像市の風土と歴史を知ることができました。

宗像大社からは直接、博多空港に向かうので
ここで福岡の学生とはお別れになりました。
最後お互いが見えなくなるまで手を振って
別れを惜しんでいるのが印象的でした。

3日間という短い間でしたが九州の風土と歴史を感じることができ、
福岡の純真短大の学生とも交流ができた、充実した合同授業となりました。

この合同授業の実施にあたりましては、
純真短大の福田学長、徳安学科長はじめ
多くの先生のご尽力によるものと感謝いたします。

また、学園本部の中川本部長からも
学生たちに差し入れをしていただきましたこと
学生たちもたいへん喜んでおりました。ありがとうございました。

こども学科 准教授 安倍大輔(「暮らしと環境」担当)

姉妹校の純真短大(福岡県)との合同授業「暮らしと環境」

2016.07.22

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