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動物飼育から学ぶ環境

東武動物公園動物園の須釜先生が、本日の「保育内容(環境)指導法」の授業に、

外部講師としていらっしゃいました。

須釜先生は東武動物公園動物園のズーキーパー(動物の飼育係)です。

 

授業が始まり、まずはモルモットを例に挙げ、

先生からの「モルモットに何を与えたらよいか?」との質問です。

」キャベツ、人参、草、モルモットのえさ…」と

学生からはさまざまな答えが出ました。

 

キャベツなども食べますが、人間が食べるものは栄養価が高すぎて

モルモットなどは体調を崩すそうです。

人間の子どもも同じで、自分(大人)が食べるものと同じに考えてはいけません。

 

次に子どもキリンの頭蓋骨が出てきました。

「キリンの角はいくつあるでしょう?」

「キリンの角?」「2本かな?」などなど、学生もキリンを思い浮かべながら・・・。

正解は5本だそうです。

キリンもそうですが、動物のことを知っているつもりでも、

知らない部分もたくさんありますね。

 

他にもいろいろな動物の骨や、生きているカメも見せてくださるなど、

普段、あまり目にすることがないものばかりで、学生はとても興味深く見ていました。

 

モルモットの写真を観察日記として描く作業では、

その特徴を捉えることが大切で、

子どもたちに伝える、興味を持たせることがズーキーパーの役目であり、

保育者も仕事の内容は同じだとお話してくれました。

 

動物でも植物を通して、このような環境の大切さを学ぶことは

なぜ必要なのでしょうか。

「命の大切さを知る」、「感性をみがく」、「優しい心を育てる」など

学生からも挙がりましたが、これが情操教育につながるのです。

 

とても楽しい授業でしたね。

このようなことを子どもたちに伝えていける保育士・幼稚園教諭になってほしいです。

教務係 相馬

動物飼育から学ぶ環境

2016.06.16

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