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今西先生の「障がい者の生活」の授業を受けて

手話の授業で、今西先生の人生のお話を聞きました。

小さいころから周りの音が聞こえず、両親の声なども聞くことができず、
とても辛い思いをなさったのだと思います。

そして、
親を最も頼りにしたい小学校1年生という年頃から親元を離れてする生活は、
とても寂しく、大変だったと思います。

親元を離れ、
違う生活をしていくということを理解するのに時間がかかったと思います。
今西先生のお話を聞く限り、辛いということだけではなく、
友達もいて楽しいこともあったそうです。
しかし、楽しいことの中にも親に会えない寂しさは
忘れることができなかったと思います。

私も一人暮らしをしていて、
親元を離れて生活していると、とても寂しくなりますが、
この一人暮らしをしてみて親に対する感謝や偉大さを改めて感じています。

私たちは、耳が聞こえて話が出来ることが当たり前だと思っていました。
しかし、世の中には話したくても話せない人や
みんなの声が聞きたくても聞けない人がいることを
忘れてはいけないなと思いました。

決して、障がいがあるから幸せになれないということではなく、
今西先生のようにいつも笑顔で明るく元気に生活していくことができます。
そのような先生の姿を見ると、私たちも自然と笑顔になれます。

この今西先生の何かを一生懸命伝えてくれようとしていることを
理解できるようになりたいと思い、
がんばって授業を受けてきました手話の授業のおかげで、
先生の話を真剣に聞くことで少しずつ理解できるようになりました。

私は、今西先生の笑顔と授業が大好きです。
これからは、もっと今西先生のことを知りたいですし、
自分自身のことも手話を通して伝えられるようになりたいです。

今日まで前期の授業をほんとうにありがとうございました。

こども学科 1年 浅井亜美

 手話

今日の今西先生の話、すごくおもしろかったです。
「手話」の授業を履修するまで、手話に全然興味がなかったのですが、
前期の手話の授業を受けていて少しずつ手話に興味を持つようになってきました。

ろう学校時代、今西先生は手話は使わずに口の動きだけを読み取る授業を
一生懸命やっていたなんて、聞いた時は驚きました。
また、埼玉県内にろう学校が2つしかないということも初めて知りました。

今西先生の話を聞いて、口話するのにも口の動きが同じ言葉がいくつもあるので、
口話するのも大変だということもわかりました。

そして、耳の聞こえ具合に級があることや
今西先生が音が全く聞こえないわけではないということも知ることが出来ました。
今西先生を見ていると、障がいがあっても、耳が不自由でも、
障がいがあるなどを感じさせないくらいに普通に生活しているし、
楽しそうに明るく生活していることがすごいなと思います。

障がいを持った方の生活について、
直接、お話を聞くことはなかなか出来ないことなので、
今日の先生のお話はとても貴重な体験が出来たなと思いました。

障がいについてもっと詳しく知りたいと思うようになったし、
授業で覚えた手話で耳の不自由な方と
もっと会話をしてみたいと思うようにもなりました。
アルバイト先にも耳の不自由な方が来店することもあるし、
接客したこともあります。
その時は、接客中は筆談なのですが、もっともっと勉強をして手話を使って
接客してみたいなと思います。

今日は貴重なお話を聞かせて下さりありがとうございました。

こども学科 1年 村山由妃

今西先生の「障がい者の生活」の授業を受けて

2013.09.19

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