
2012
05.11
春の訪れに30年ぶりの再会
先日のゴールデンウィークは、私の地元、北海道・函館に帰省していました。
道南の5月初旬という季節は、桜の開花期に当たり、梅もほぼ同時に開花します。
ただ、今季の冬は例年よりも寒く、積雪が多かったせいか、開花が遅れ気味でした。
それでも、徐々に最高気温も上がり、あっという間に芽吹いてきています。
今回の帰省の機会で、
私の母校・函館市立駒場小学校の卒業年次クラスの担任の先生である、
丸山四郎先生と30年ぶりにお会いしました。
丸山先生は、主に小学校低学年の担任を長く勤められ、
“口演童話”や“腹話術”などの「語り」のご経験が豊富で、
退職後は「函館のお話おじさん」として、保育所や小学校、福祉施設を精力的にまわり、
インドネシアなどの海外にまで足を運び、公演活動をされています。
そして現在は函館短期大学にて、「児童文化」講義の講師をされています。
私の小学生の頃の記憶にある丸山先生は、情熱的かつ教育熱心で個性的!
それは今のお姿と変わっていません。
本学でも、小学校教諭の二種免許が取得できます。
今年3月の卒業生も、難関の採用試験を通り、
埼玉県職・さいたま市職・行田市職になり、
小学校教諭として元気に教壇に立っているようです。
保育所・幼稚園・小学校の先生を目指す皆さんには、
私の恩師丸山先生のように子どもたちへの思いを貫き、
30年経っても思い出に残る先生を目指していただきたいと思っています。
図書館・情報係長 中村 周