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「第6回研究セミナー開催!100名が集う!!

 平成28年10月15日(土)埼玉純真短期大学にて第6回研究セミナーが開催されました。県内外から90名近くの参加者があり、本学学生・教職員合わせて100名以上の人々が集まり、一日充実した学びをしました。

 1030分から1230分まで、本学教員と外部の指導助言者による講座が4講座ありました。

 

○講座1「音楽・音を楽しむ授業づくり」

発達支援教室ビリーブ代表          加藤博之 

埼玉純真短期大学教授            小澤和恵

「リトミック活動~音楽と身体の動き~」をテーマにワークショップを行いました。気になる子を含めたすべての子どもが生き生きと活躍する音楽活動が提案されました。

            

講座2「心を通わせる身体活動」

埼玉純真短期大学准教授          安倍大輔

からだを使ってゲーム等の活動を行い、楽しくからだを動かし、人とかかわる力を高めました。

         

○講座3「障がいのある子の教育指導・支援」

         加須市教育委員会学校教育部主幹兼指導主事 藤井真仁

            埼玉純真短期大学准教授           稲垣  馨

インクルーシブ教育システムの構築を目指し、基礎的環境整備や一人一人への合理的配慮が求められる中、参会者が抱える悩みや具体的な事例が出され、必要な支援の在り方を考えることができました。

          

○講座4「障がいのある子の子育てと支援」

        全国LD親の会 埼玉親の会「麦」事務局  矢崎弘美

             埼玉純真短期大学教授           伊藤道

小中学校等に在籍する障がいのある子の子育ての悩みを参加者一人一人聞きあい、

参会者の方々と共に子育てを考えることができました。

        

  • 1330分からは全体会がありました。藤田利久学長から本セミナーの意義が語られ、     埼玉県教育局特別支援教育課宇田川和久課長・羽生市教育委員会秋本文子教育長            から、お祝いの言葉をいただきました。

○教育実践発表会 さいたま市立植竹小学校学習支援ボランティア浅川光行代表外4名

1350からは「あたたかいクラスづくりのサポーター ~ボランティアとして学級に入る」と題し、実践発表がありました。あたたかい学級づくりの実現のために、学習支援ボランティアを組織し、一人一人を大切にする教育への支援活動を約40名の学習支援ボランティア員が行い、その活動が紹介され、学習支援ボランティア員がその時々に感じられたことが述べられました。

○講演会

15時から16時まで講演会が行われました。金子遼(父 金子準一郎 母 金子亜矢子)

 「私の生きがい・やりがい」と題し講師の金子遼様から、アスリートとして現在の心境等をお話いただきました。2012年の福岡国際マラソン大会で知的障がい者世界記録を達成し、2015年の防府読売マラソン大会で2時間24分と自らの記録を更新しました。小学校の通常の学級、中学校の特別支援学級、特別支援学校高等部を卒業し、学校生活や社会生活を通して感じたことやその挫折、自分のやりがい、生きがいが語られました。逆境でも「神様の遊び」と思い、夢を失わないことが述べられました。金子遼さんの生き方から、多くの参会者の皆様が勇気をいただくことができました。

 ※年々充実した研究セミナーとなっています。来年度もぜひご参加願います。

 

                             (文責 伊藤道雄)

「第6回研究セミナー開催!100名が集う!!

2016.10.18

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