
2015
04.03
資格を取ることと働くこと 4月2日
このたび新たに資格を取りました。
臨床発達心理士という資格です。
心理士の国家資格化が叫ばれている昨今、
取得することの意味も考え悩んだ末のことです。
発達の分野に特化した資格ですが、
これまでやってきたことと、これから関わる仕事に違いが
あるわけではありません。
また資格を取ったからと言って終りではありません。
これから始まるのです。
臨床心理士も同様ですが、5年後の資格更新に向けて、
学会への参加、論文、著作の執筆など、決められた領域で
ポイントを積み重ねて、資格要件を満たすよう
努力し続けなければなりません。
学生のみなさんも資格を取ることが始まりです。
働くようになると、日々の業務の中で、
子どもとの関わりを通して気づき、学ぶことがたくさんあると思います。
新たに保育者になられた卒業生のみなさん、
初心を忘れずに精進してください。
1年後には大きく成長した自分自身に気づくはずです。
夏には戻ってきてくださいね。
准教授 稲垣(心理学担当)