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高校の先生の一言「キャリアセンターを見学すること」

先日、広報活動の一環として、“高校訪問”へ行ってきました。

大学スタッフの高校訪問とは、
「オープンキャンパスへ来て大学の授業を体験したり、施設や設備を見学してください…」
「目的意識を持って学ぼうとする意欲のある生徒さんに是非受験していただきたいです…」など、
高校へ本学の真の姿を知っていただきたいと、
本学の入試広報委員会や入試広報係が中心となり、
全教職員が協力して活動しているものです。

つい最近、訪問させていただいた高校の進路指導部の先生から、
「オープンキャンパスに参加する生徒には、
必ず“キャリアセンター”を見てくるように指導しています」と言われました。

大学のオープンキャンパスとは、その大学が一番“良いトコロ”を見せます。
ただ、どこの大学でも、“良いトコロ”ばかりとは限りません。
あまり見せたくないトコロもあると思います。

さて「キャリアセンター」とは、いわゆる学生の就職や進学指導を中心に
キャリア支援を行う部署です。
大学生の就職については、景気の低迷により長らく“就職氷河期”が続いてきました。
昨今、景気が上向きつつあるものの、まだ業界によっては厳しい状況でしょう。

そんな状況で、就職の質などを突かれると痛いところではありますが、
多くの受験生にとっては、より良い将来を構築するために進学する大学ですから、
ここは要チェックです。

本学では、こども学科単科のため、ほとんどの学生が保育所や幼稚園に就職します。
この業界は慢性的に人手不足の傾向にあり、本学の1学年定員150名に対し、
お陰さまで毎年1,000件近い求人をいただいています。

その求人票や過去の卒業生の受験報告書、採用試験対策の書籍、就職説明会の案内などは、
全てチューターズルームに収めています。
前任の奥貫係長(現 入試広報係長)が見事に整理した資料を私が引き継ぎました。

  

そのチューターズルームに、
この度、進路支援委員の教員からの提案で、求人票の掲示版を設置しました。

今更?
と思われるかもしれませんが、実は、以前も掲示板に求人票を貼り出していました。
ただ、膨大な求人票を全て掲示することは困難で乱雑に見えることもあり、
求人ファイルを閲覧するスタイルに切り替えていました。

今回はできるだけ多くの情報を学生に流すことができればとの思いで、
主要な求人票だけでも貼り出そうということになり、
しばらく、(あまり広くないチューターズルームですが、)試行することになりました。

「それくらいパソコンで検索できないの?」と言われるかもしれませんが、
総定員数300名の小規模短大であるが故に、
デジタル化するより、アナログスタイルの方が使い勝手が良いのです。
温かみもありますから・・・。

それに学生は、人間の発達にたいへん重要な幼児の保育や教育に携わる身ですから、
機械的・事務的な対応ではなく、人と人との温かみのある繋がりを
普段から意識してほしいという想いもあってのことです。

いろいろな大学を見学されると思いますが、ぜひ、この「キャリアセンター」を訪ねて、
入学時の夢をどれくらい叶えられているかを確かめてください。

また、本学のオープンキャンパスやキャンパス見学にお越しの際は、
ぜひともチューターズルームを覗いてください。

まだ、この時期の求人数はあまり多いとはいえませんが、
お盆が明けた以降は、求人票がどっと届いていると思いますよ。

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

高校の先生の一言「キャリアセンターを見学すること」

2014.07.12

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