先日、須影保育園の子育て支援センターにて、子育てお助け隊として「読み聞かせの楽しみ講座」を行いました。

8名のお母様方が参加されました。今回の参加者は、皆さん、お子さんに読み聞かせをなさっている（もしくは現在1ヶ月の下の子が生まれるまでなさっていた）方でした。また、読み聞かせボランティアで活動されている民生委員の方も来て下さいました。

今回は、絵本の楽しみ第二回ということで、0～2歳の子どもにも楽しめる絵本を、12冊用意しました。擬音や言葉のリズムを楽しめる本、生活や身近なことが入っている本、絵が語る本等を中心に持って行きました。

テーブルに絵本を並べるやいなや、すぐさま2歳の子供達（3人）がやってきて、絵本を手に取り、それぞれお母さんに「読んで」のおねだりが始まりました。お母さんも、「この子はこの本が大好きなんですよ」と言いつつ、読んであげています。
（既に、くり返し読んであげていた本も並んでいたのですね）

親と子の触れ合いの時間、絵本を囲んでのひとときがしっかりと根付き、子供達が本に興味を示している様子は、とても微笑ましく、読み聞かせの喜びが共有できている空間が感じられ、嬉しい瞬間でした。

二週間に一度図書館に行って10冊ずつ絵本を借りてくるのが定着しているご家庭や、毎晩読み聞かせをしているご家庭、毎日10冊以上の絵本を「読んで」と持ってこられて、それもエンドレスに続くので区切りの付け方に苦労しているというお母さんまで、皆さん絵本の楽しみを知っていらっしゃる方ばかり。今回は既に読み聞かせの魅力を知っていらっしゃるお母様と、絵本の前に集まってきた子供達に、絵本の中身を紹介しつつ、読む、という講座になりました。

講座が一段落すると、お茶タイムです。様々な感想と質問が寄せられました。昔話や、わらべ歌についてももっと知りたい、という意見も挙げられたので、次回はわらべ歌と再話絵本・昔話の魅力をテーマに講座をしたいと思います。

今回、講座で配布したレジュメを掲載します。紹介したい絵本はたくさんあるのですが、適宜テーマによって選択しながら、少しずつ紹介していけたらと思います。

こども学科 講師　細田香織

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