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教員採用試験に合格して

埼玉純真短期大学の学生としての私の学生生活一番の目標であった
「教員採用試験」に無事合格することができました。合格
 
今思うと、とても苦しかったけれど、
「努力はやればやるだけ自信につながる」ことを
感じることができ、たいへん貴重な2年間だったと思います。
 
私は埼玉純真短大に入学するにあたって、
人生の再スタートをきるための一大決心をしました。

それはとても勇気のいることでした。

しかし、そう決めたからには何がなんでも採用試験に合格して
小学校教師になるという目標を立て
短大生活を過ごしていました。
 
さいたま市の採用試験の試験内容には、
小学校全科(国、算、理、社~など小学校で教える全教科)と、
教職教養、一般教養、小論文、集団面接、個人面接、実技(鉄棒、水泳、模擬授業)が
ありました。
 
とにかく入学してから試験まで1年半しかなかったので、
この膨大な試験範囲をどう勉強していこうか
最初は計画を立てることに時間を費やしました。

『教員養成セミナー』などの雑誌を参考にしたり、
クラスメートといろいろ話しながら計画を立てました。
短大の授業も思った以上に忙しく、
課題も多かったので思うように採用試験の勉強が進まなかったので
1年生の頃はだいぶ焦っていました。
 
1年生の春休み中に詳しい試験要項が発表され、
社会人経験のあった私は、
1次試験は小論文と集団面接のみで受験ができることがわかりました。
そこで小論文と集団面接にしぼって集中的に勉強を進めました。
小論文は、過去問で練習し、先生方に添削してもらいながら、
同じ問題を3~5回繰り返し書き直しました。
そうするうちに、型が整ってきて書く内容も整理できてきました。
 
採用試験が7月の初めにあったので、
4~6月に集中的に先生方に面接と論文の対策をしていただきました。
小論文である程度自分の意見が述べられるようになっていたので、
面接練習でも、その内容を簡潔にまとめて話せるように練習をしました。
 
やはり、2年間が頑張って努力してきたからでしょうか、
試験当日は、緊張していましたが、
不思議と自信があったのを覚えています。
そして、今までこれだけやってきたのだから、
絶対に大丈夫という気持ちで臨みました。
 
1次試験合格のあと、
2次試験まで1か月しか時間がありませんでしたので、
引き続き小論文と、個人面接、実技の練習をしました。
 
2次試験は2日間に渡って試験でした。

一番緊張したのが、模擬授業です。
試験前の10分前にお題を渡され、
構想を練って約7分間で実技をしました。
試験官が2人いましたが、もちろん無反応・・・。
こどもがいる想定で、一人芝居をするようなかんじでした。

でも、楽しんでできたと思います。
こんなとき努力してきた自信に裏付けられた「度胸」は必要だな、と
感じました。
 
そして、2次試験も無事合格することができました!
これまでたくさんの先生方、
クラスメート、家族に応援していただきましたおかげです。

大変感謝しています。

そして、この埼玉純真短大に入学したこと、
一所懸命に指導してくださった先生方、
ともに同じ目標に向かって頑張りあったクラスメートに出会えたことを
本当に幸運だったと思っています。
 
クラスメート 
 
埼玉純真に入学しなかったら、
今の友達に合っていなかったらと、
考えると1年でも入学がずれていたら、
きっと合格していなかったかもしれません。

本当に人とのいいめぐり合いがあったからこそだと感じています。
 
教員採用試験に合格したことがゴールではなく、
これからはじまる教師生活のスタートラインに立ったということです。
子どもたちにたくさんの経験を語り、
子どもたちにもたくさんの経験をさせてあげられる教師を目指します。
 
何か目標を達成することが、
本当に素晴らしいことだと実感することができました。
 
この気持ちを忘れずに、
大変な日々が続くと思いますが、
教師生活を楽しんでいきたいと思います。
 
こども学コース 2年 池田美和(さいたま市教員採用試験合格

教員採用試験に合格して

2012.02.14

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