先日、東京・芝公園前にある戸板女子短期大学で開催された
私立短期大学図書館協議会の研修会へ行ってきました。

戸板女子短期大学って、ご存知ですか？

都心のビル群に囲まれたなかにキャンパスがあり、
純真とは学科も雰囲気も全く異なる短大です。

　　

…“キャンパス”というよりも“校舎”ですね。

限られたスペースいっぱいに校舎が建てられ、
その中に、
教室、図書館、体育館、食堂などの施設が全て納まっています。

山手線の内側にあって、
単独で設置している短大も珍しいのではないでしょうか。

研修のテーマは
「顧客（利用者）中心志向」
「読書推進活動」で、
会場校の戸板女子短期大学の図書館での取組みも紹介されました。

　　

本学の図書館では、学生から図書委員を募集して、
業務を手伝ってもらっていますが、
他の短大でも、
学生の図書委員が図書館運営に積極的に関わっているようです。

「選書ツアー」…学生が本屋で書籍に触れて直接選書・購入します。
「本の紹介」…テーマを定めてコーナーを設け、学生が本の紹介や装飾などをします。
「図書館だよりの発行」…学生による編集で、図書館の情報誌を発行します。
「図書館案内」…利用者や来館者に対して、学生が引率して館内を案内します。
などなど

　　

学生会の図書委員によるボランティアであったり、
図書サークルの部活動であったり、
いろいろな立場で、母校の図書館のために、より良いサービスを心掛けて、
図書館のスタッフと共に協力しあっています。

本学でも、学生図書委員の活動範囲をもっと広げていって、
みなさんと一緒に、
少しずつでも、より良い埼玉純真短期大学の図書館にしていきましょうね。

図書館 司書　中村 周

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