
2016
04.07
学生エッセイコンテスト 篠田さんが佳作入賞
平成27年度 純真生の活躍 その2
前回に引き続き、平成27年度の純真生の頑張りについてご紹介します!
1年生は、毎年6月に、日本秘書協会主催の学生エッセイコンテストに応募しています。
全国の大学、短大、専門学校生が指定のテーマに基づいたエッセイを応募し、
1~3位と佳作が決定します。
本学では、以前に1度、全国2位に選ばれた学生もおりました。
平成27年度は、「学生から社会人へ-私の何をどう進化させるか-」という
テーマが出されました。応募総数599編の中から厳正な審査の結果、
1位から3位各1編、佳作2編が決定し、
本学の篠田ともみさんが、見事佳作に選ばれました!
今回は、説得力のある作品が多くあった中から、
より主張が一貫している作品が選ばれたとのことです。
入賞者の篠田さんには、賞状および副賞が贈られました。
文章を書くのが苦手だという学生さんにとっては、
1200字のエッセイを書き上げるのは大変なことのようです。
けれども、本学の1年生がエッセイコンテストのテーマに向き合うことで、
現在の自分について内省し、将来を見据えて文章を書くことの
‘良さ’や‛意義’について、私は毎年考えさせられます。
短期大学は社会人になるまで、2年しかありません。
その貴重な2年間の過ごし方について思考し、言葉に紡いでいくことは、
決意を言霊化していく過程でもあります。
コンテスト参加は、「文章力を高める」というだけにとどまらず、
キャリア教育の一環としても、大変重要な役割を担っていると私は考えています。
今年度の1年生も、この機会を大切にして、自分の現在を見つめ、
社会情勢について考える機会に、そしてより具体的に、自らの未来にむけて、
思考や行動を変革する機会にしてもらえたらと思います。
そして、同年代の学生が、同じ題に対してどのような文章を書いているのか
(どのような体験や考えを持っているのか)、知る時間も設けられたらと思っています。
篠田さん、本当におめでとう!!
埼玉純真短期大学 特任講師 細田香織