
2016
02.29
『小日向千秋展』を見てきました。
本学の「図画工作」や「保育内容(造形表現)指導法」などの授業を
担当してくださっている小日向千秋講師の個展を見てきました。
場所は東京都台東区にある いりや画廊
会場に入ると…、
風を感じるような作品が目に飛び込んできました。
奥から:「翠風2」「翠風1」「翠風4」「翠風5」
先生にお会いできたので、
「どんなことを考えて作品を創るのですか」と質問をすると、
「できるだけ心を無の状態にして、自然に湧き出るものを形にしていくようにしています。」
という答えがかえってきました。
その言葉通り、
しなやかさや力強さ、
見る人の気持ちを自由にしてくれる作品群に
心打たれました。
入口に掲げられていた
「ごあいさつ」の中に、こんな文章がありました。
「心無罣礙」は般若心経の一説で、
心に何の拘りのない自由な状態を意味している。
言葉や既成物では表現することのできない、「思い」
であるとか、「心のゆらぎ」など、言葉にならないものを形にしている。
会場の奥にあった、金箔や銀箔を使った作品群も
静かに輝いていました。
左から:「光の池2」 「光の塔」「光の池1」
素敵な空間と時間を楽しませていただきました。
教授 小澤和恵