
2013
07.09
ゆかた着付け教室
「ゆかた着付け教室」を7月5日に1年生を対象にした「入門ゼミ」の
時間を利用して開催しました。
この講座実施は、幼稚園や保育所での夕涼み会などで
「ゆかた」を着る機会も、子どもたちに着せる機会もあるので、
本学では年に1回、ゆかたの着方からたたみ方までを
修得できるようにしています。
今年も地元の着付け教室の橋本先生はじめ24名の先生に
お暑い中、お越し頂き、160名の1年生を2グループに分けて
それぞれ90分ずつ丁寧に教えて頂きました。
初めて自分で浴衣に手をとおす学生も多く、
「ねぇ~、ねぇ~、ここはどうすればいいの?」
「そこは、こうすれば?い・い?かな?」など
先生から教わったことを一つひとつ確認しながら奮闘していました。
(思わず・・・学生ってカワイイ・・と思ってしまう場面です。)
レッスンが始まって1時間半後には、練習の成果もあがり、
学生全員の着付けもできあがり、それぞれの学生たちには、
それぞれの味が出ていて、とても美しい姿になっていました。
不思議なことに、浴衣を着つけた後のしぐさ(歩き方や姿勢など)が
やけに大人っぽく、色っぽくなっていくのです。
(これでは私も浴衣を着て歩かなければと心ひそかに思いました。)
日本の伝統的な衣装である着物(浴衣)の良さに改めて気づかされました。
「浴衣を着た姿を家族のみんなに見てもらいたい」、
「このまま友達とお買い物にいきま~す」など、
浴衣姿でキャンパスを後にする学生たちも多く見受けられました。
2コマ連続の授業を終えて、立って写真を撮っていただけの私は頭から
足先まで汗で、首に巻いていた「本学創立30周年記念タオル」もビッショリでした。
ところがご自身も浴衣を着て、動き回って学生たちに教えていた先生方は
意外に涼しい顔です。
先生方、お暑い中、ほんとうにありがとうございました。
また、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
こども学科 講師 安村(浦)由希子(1年生担任)