七夕飾り

本日、7月7日は七夕です。
本学では正面玄関に学生と教職員が一緒に制作に取り組んだ「七夕の笹飾り」が設置され、来訪された方々を楽しませてくれています。

この七夕の笹飾りに主に取り組んだのは、「こども学」(担当教員:久米 隼)を受講する1年生のみなさんです。

こども学の授業では、年中行事から「伝統」「文化」などにも触れ、こどもへの理解を深めるとともに、実際に保育で取り入れたい内容を実践的に学ぶ機会を設けています。

そのため、今回の授業でも短冊を作成する際には「自身が、こどもだったときにお願いしたこと」をテーマにし、それぞれが幼少期を思い出しながら取り組みました。

「保育園や幼稚園などに通うこどもたちなら、どんな願い事をするのかな?」
「一番高いところに飾って、お願いごとがすぐに届きますように!」
など、七夕を楽しむこどもの気持ちや、その表現の仕方などを思考し、保育者としてどのように年中行事に取り組むのかを体験しながら学びました。

以下に学生のメッセージをご紹介します。

私は小さい頃から、年間の行事をとても大切にしてくれた母と一緒に、飾りをつくったり、一緒に写真を撮ったりしたのを今でも覚えています。
今回、久しぶりに学校で七夕飾りづくりをしていて、とても楽しかったし、すごく懐かしい気持ちになりました。
私も保育者になったときには、母がしてくれたように七夕飾りをつくったりできるよう、準備などにも取り組み援助していきたいと思います。
(1年 高野美紅)

幼い頃の「なにをおねがいしようかな」などと思うワクワクした気持ちを感じることができました。
保育者になった際も、こども一人ひとりがワクワクしながら短冊を書いたり、製作をしたり、笑顔で笹の葉に飾ってもらえるように行事を大切にしたいと思いました。
(1年 野口苺)

みんな、こどもに戻ったように、(今では考えることのできないくらい)大きな夢をもっていると感じました。
「どこにつけたら叶えてもらえるだろう」と想像力をふくらませ、全員が自然と笑顔になって楽しんでいました。
こどもにとって七夕は、大きな夢をもてる素敵な一日だと思いました。
(1年 印南海雲)

短冊に寄せられた一つ一つには、たくさんの思いが込められていました。
すべてのみなさんの願いが、届きますように!

「こども学」担当教員 久米 隼(こども学科助教)

七夕飾り

2022.07.07

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