「ふるさと学」~行田市の郷土~

学長の藤田利久先生が担当する科目「ふるさと学」、
今回のテーマは、本学のある羽生市のお隣、行田市の郷土と文化をテーマに、
学芸員の浅見先生を講師にお迎えしました。

行田市は城下町です。
この街の歴史と言えば、不落の城、忍(おし)城があげられます。
小説や映画では、“のぼう”様と呼ばれた城代家老の成田長親が、
豊臣秀吉の関東北条攻めの際、石田光成の水攻めにも耐えて、最後まで落城しませんでした。
“のぼう様”が領民に非常に慕われていて、農兵が立ち上がり、一緒に城を守るところが描かれています。

行田市は、決して大きな街ではありませんが、全国に誇れるこのような歴史があります。
学生は、羽生市近隣にこのような街があることを学び、より強く郷土愛を自覚することになるのではないでしょうか。

シラバスには、「身近な郷土や人々を愛し尊敬することをとおして、地域の教育資源を教育・保育に活かすことができる」と紹介されています。

地域の人々や歴史を学んで、その知識を味方にして、保育や幼児教育で子どもたちに思いを伝えていってください。

余談ですが、行田市には「10万石まんじゅう」というお菓子があります。
江戸時代の忍藩の石高が10万石まで栄えたことに因んでいるようです。

これが、絶品なんです!

(教務係:中村)

「ふるさと学」~行田市の郷土~

2023.05.12

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