2022
11.18
特別支援教育・発達障がい研究セミナー開催
11月5日土曜日、「発達支援教育への思いと挑戦~インクルーシブ教育の実現を目指して~」と題して10回目となる研究セミナーを開催しました。
コロナ禍ということもあり、2年間お休みしての開催となりました。
参加人数も50名と制限させていただき、半日2コマの研修会とさせていただきました。
秋本羽生市教育長はじめたくさんのご来賓の皆様からお祝いの言葉を頂戴いたしました。
参加いただいた皆様からは、講義、講演、運営について、「とてもよかった」との感想をいただくことができました。
講義では、立教大学副総長の大石幸二先生から、「いま、子どもたちの育ちをあらためて考える~学びを支える基盤として大切にしたいこと~」をテーマにお話をいただきました。
常に、保育所や小・中学校の現場に足を運び、困っている子どもたちやその家族に寄り添って活動されている先生ならではの実践的な講義でした。
先生のお話から、私たちは実践への意欲をかきたてられました。
子どもたちに「まなざしを向け」「笑顔でうけとめ」「めばえのキャッチ」をすることにより、子どもたちは大きく成長していくことを学びました。
講演では、卒業ソングの定番「旅立ちの日に」の作曲者、高橋浩美先生から、歌を交え、「音楽で心と心を繋ぐ~旅立ちの日にその後~」をテーマにお話をいただきました。
中学校にお勤めの時、卒業生へのプレゼントとして、当時の校長先生からいただいた歌詞に一晩で曲をつけたというお話に驚かされました。
当日は、本学の2年生Tさんのお母様からのサプライズのお手紙を先生にお渡しすることができました。
お母様は、先生が「旅立ちの日に」を作曲した当時の先生の教え子さんだったようです。
先生は、お手紙に感激されておりました。
また、ご自身のお子様の子育てにもふれられ、お子様と一緒に作られた未発表の「笑顔の魔法」という歌も弾き語りしていただきました。
講演の終盤では、小澤和恵ゼミの学生10名と会場の皆様による「旅立ちの日に」の大合唱に感動しました。
会場の皆様全員が、すがすがしいひと時を過ごすことができました。
ご協力ありがとうございました。
研究セミナー実行委員長 原口政明