2020
10.08
ホームカミングディ&リカレント教育講座 開催
10月4日(日)埼玉純真短期大学でホームカミングディー&リカレント教育講座が13:00から行われました。
約50名の卒業生が参加し、なつかしくも和やかに開催されました。
藤田利久学長の「お帰りなさい!」の挨拶の後、「大学は年々きれいになっています。いつでも皆さんのお越しを待っています!」「皆さんのがんばりで大学の評判もとても良いです。いつでも来てください」とのお話がありました。
その後、先生方の紹介があり、「皆さんに会うのがうれしいです!」と異口同音に挨拶がありました。
リカレント教育講座
講座1 原口政明先生「幼児教育における教育相談の在り方」
○働いての{発見}、{感動}、{困っていること}を参加者がお互い述べ合いました。
・動き回る子の関わり方
・鏡文字の子がいる等
○カウンセリングの人間観(教育相談)
笑顔の大切さを述べ、子どもの人間関係や傾聴を重視すること
○私メッセージ(私を主語にして伝える言葉)の大切さ
〇効果的なコミュニケーション法を学ぶ
〇教師としての在り方を見つめ直す
・早く出勤する
・配慮の必要な子を大切にする
・一人職を大切にする
講座2 布施由紀先生「発達障がいの理解と支援」
○自閉性スペクトラム症(ASD)
三つ組の障がい
・社会的相互作用の質的な障がい
・想像力の障がい
・コミュニケーションの質的な障がい
コミュニケーションの問題を踏まえて
感覚過敏があることに留意して
○注意欠如・多動症(AD/HD)
・不注意
・多動性
・衝動性
○保育の現場で
◎叱らないで、楽しみながら
・忍者うちわペープサート
・大仏ごっこ
・王様の椅子
・忍者
◎視覚教材を使って(言葉だけの指示(話)はNG)
・友達のゲームを使いたい時(漫画での絵や図)
・どんな気持ち(表情)で伝える
・いろいろなスケジュール(カードを使って)
・興味・こだわりを活かした環境構成
・ドロップレット,プロジェクト検索
○環境調整の基本は、「アセスメントー構造化―再アセスメント」の繰り返し
○障害を知るだけでなく、本人の特徴を知る
○自己肯定感を大切にしてください
その後、懇親会が開かれ、お互いの会話に花を咲かせました。
こども学科 教授 伊藤道雄(進路支援委員)