「今までと違う車椅子からの景色」

 特別支援教育の授業(担当:伊藤教授)で10月9日(火)車椅子体験を行いました。

 事務室前から図書室前のスロープを降り、スロープが設置されているバスを乗り降りし、体育館の中を一周し、食堂を突っ切り、図工室前のスロープを上り、学生会室前の廊下を通るという一周コースでした。

4人が一組になり、車椅子に乗る人と側にいて支援する人に分かれて行われました。

 初めて車椅子に乗る学生が殆どでしたが、小中高校までの授業やボランティアの活動で乗ったことがある人、病院等で実際に車椅子のお世話になった人など様々な経験のある学生もいて、実際に車椅子に乗り、楽しそうに体験学習をしました。

 その後、教室で「わどかっちゃの17年」という車椅子のある青年の詩を読み、学習を深めました。

 車椅子の体験を通し、障がいのある人の様々な気持ちを理解し、自らが生きてきた道を見直す機会となりました。

 

感想「車椅子に乗るのは初めてでした。曲がる時が難しかったです。結構たいへんでした。乗るとき目線が低く、足が動かなくなるとこうなるのか、を体験できました。貴重な体験になりました。」  及川真実

感想「車椅子に乗ることは、普段感じない段差をとても大きく感じることが出来ました。バスに乗るのも、ちょっと急な坂道も一苦労でした。車椅子の人には手助けしたいと思いました。友だちの発表を聞いて、色々な障害があることも分かりました。」  杉山 桜

感想「今日の授業で、車椅子に実際に乗ってみて、自分一人では行くことができない場所が沢山あることが分かりました。車椅子の人は大変だと感じました。車椅子に乗っている人はどのように生活をしているのか、少し分かった気がします。」  西山香織

感想「私は車椅子を体験するのは3回目です。3回やっても自分でこぐ時は大変で腕や肩が痛くなりました。また、登るとき、降りるときは、いつも怖いです・・・。一人で車椅子をこいでいる人を見つけたら声を掛けてあげたいと思います。」              本澤彩帆

 

 

                                                      授業担当:教授 伊藤道雄

「今までと違う車椅子からの景色」

2018.10.16

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