2018
09.28
就職マッチングフェア2018開催
“就職マッチングフェア”合同就職説明会を9月26日(水)、午前と午後に亘って開催しました。
当日は、本学の体育館と教室に150に迫る園や施設から、320名の先生方にお越しいただき、
ブース形式にて本学の学生に園の説明をしていただきました。
今年で5回目になるこの説明会は、
実習をひととおり終えた2年生が、就職活動開始の起点となるイベントであり、
1年生にとっては、実習や将来のキャリアへ向けた取り組みの場でもあります。
午前中は体育館にて、児童養護施設や障害者施設、学童保育室の先生方に説明をしていただきました。
施設への就職を考えている学生は、あらかじめ希望ブースを選択し、四つの施設を巡りました。
特に、学童保育室のブースでは、授業等でもあまり触れることがないので、
指導員の先生から現場の様子を聞くことができる貴重な機会となりました。
昼食をはさんで午後は、体育館や各教室を会場としてブースを設け、
保育所・幼稚園・認定こども園の園長先生はじめ先生方が、園の雰囲気や保育内容、
子供たちの様子などを手製の紹介パネルや動画映像などを使って説明してくださいました。
すでに先生として活躍している卒業生が説明をしている園もいくつかあり、
在学生はメモを取りながら熱心にお話を聞いていました。
おかげをもちまして、参加を希望される施設や園が昨年度よりも更に増えており、
会場の関係からご希望にそえず、ご迷惑をおかけした園もございます。
おかげさまで現在、保育・幼児教育業界の求人状況は売り手市場と言われています。
多くの求人票をいただくなかで、施設や園と学生双方にとってマッチする
良い機会となって欲しいと思っています。
就職活動の考え方は養成校の方針にもより異なりますが、
本学では、2年次の最終の実習(9月の保育後半実習)を終えてから
活動を始めるようにと指導しています。
これは、学生の本業である授業や実習に集中して取り組み、
自分が何に適しているかを理解してから就職を考えてほしいからです。
このことにより、近年、問題となっている早期退職の問題も発生しにくいと考えております。
これから、12月までの3ヶ月間で九割以上の学生が内定をいただくことになりますが、
先生方には厳しく、選考をお願いいたしたいと存じます。
そして、入職しました折には愛情を持って育てていただけますようお願い申しあげます。
ほんとうにありがとうございました。
進路支援部長 持田京子(こども学科 准教授)