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チュニジア大使から若者へのメッセージ

新年度オリエンテーションで、新入生や新2年生へ
駐日チュニジア特命全権大使のカイス・ダラジ閣下に
本学にお越しいただき、本学学生へご講演いただきました。

チュニジアと本学のかかわりは、本学の小野先生が以前、
駐チュニジア大使をしていたことにあります。

チュニジアってどこにある?
チュニジアってどんな国?
チュニジアの教育は?
チュニジアの女性の生活は?
など、極東に位置する日本人には馴染の少ないチュニジアと
チュニジアの若者や教育を含めて詳しくお話をいただきました。

講演の後は、質問の時間でしたが、学生からはいくつも質問が
され、予定の時間をオーバーするほどでした。
質問はやはり本学の学生らしく、女性や幼児教育に関するものが
多く寄せられていました。
この質問に対しても閣下は丁寧に一つひとつ答えてくださいました。

ランチタイムでも学生たちは閣下を囲みいろいろと質問している姿が
見られ、閣下も日本の学生にたいへん良い印象を受けたとのことでした。

また、サプライズとして本学の公開講座や純真祭でお世話になっている
和菓子屋「花扇」のご主人と和菓子日本一の息子さんによる、
ねりきりの体験をしていただきました。

閣下は春の花をモチーフに2つの和菓子を作りました。
淡いピンク色の桜と、花弁と花のコントラストが印象的な水仙です。
柔らかな素材ですので力加減に細心の注意を払いながら、
指の腹や指の先を使い分けて作り上げる和菓子は、
手先の器用さが重要のようです。
ところが、閣下は大きな手のひらを器用に動かして、
指導の高橋さんが驚くほどです。

和やかな雰囲気のなかでの和菓子作り体験でしたので、
それぞれの個性が光る素敵な和菓子が出来上がりました。
短い時間でしたが、日本の文化を体験していただき
楽しんでいただけたことと思います。

本日は、本学学生のためにお忙しい中お越しいただきまして、
ありがとうございました。

教務係 寺田

チュニジア大使から若者へのメッセージ

2017.04.05

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