
2016
04.18
ツバキの苗が植えられました
昨日、羽生市弥勒にお住いの間下さんからツバキの苗を20本いただきました。
さっそく、4月16日、大山局長と松本運転手の手でカフェテリアと事務所との間の
スペースに、学生たちが美しい花を見ながら食事ができるようにと
17本の椿の苗木が植えてくれました。
まだ80センチたらずの小さな木ですが、すでに可愛らしい丸いつぼみをつけていて、
なかには堂々とした大輪を咲かせているものもあります。
赤やピンクの鮮やかな色合いの効果で、5年後には大きくなってたくさんの花を
咲かせ、パッと目を引く明るい空間になりそうな予感がします。
ここで少し椿についてご紹介いたしましょう。
椿は昔から広く親しまれてきた常緑の高木で、庭木として花を楽しむのはもちろんのこと、生け垣などに仕立てているお宅もあります。
優雅な見かけとは反対に、
その花言葉は、「控えめな優しさ」「控えめな素晴らしさ」「控えめな美」など、
どれも日本らしい奥ゆかしさを表しているように感じます。
これは椿の花には周囲を邪魔する香りがないことに由来するということです。
まさに保育者を目指す本学の学生にぴったりといえますね。
椿によく似た花で、山茶花という花木があります。
違いといえば、開花の時期と花の散りかたです。
山茶花は晩秋から初冬にかけて咲き、椿は晩冬から春にかけて咲き、
花が丸ごと落ちる椿に対して、山茶花は花びらが個々に散って終わるといった具合です。
どちらの花もそれぞれに風情があり、日本人が好む花の一つでしょう。
本学の学生も、この花のように、
誰からも愛され親しまれるような保育者になってほしいとの願いつつ、
椿の苗木の成長を楽しみにしたいと思います。
教務係 寺田