2015
12.08
公務員試験合格
ほとんどの学生の就職活動が10月から一斉に始まり、
みなさん年内の内定を目指して、12月に入った現在では、
約8割の学生が就職先を決めています。
お陰さまで、保育・幼児教育系の求人は非常に豊富で、
大変ありがたいことです。
本学の場合、多くの学生が、
幼稚園では学校法人立、保育所では社会福祉法人立の各園へ就職します。
その中で、保育士や幼稚園教諭の専門職の公務員試験を受験し、
公立園へ就業する学生もいます。
今年度も「埼玉県加須市」、「東京都新宿区」、「福島県棚倉町」、
「埼玉県小学校教諭」の 各試験に正規合格者が出ました。
8月の夏休み中、
進路支援部長の安倍先生が講師として、公務員試験対策講座が開かれ、
あっという間に時間は過ぎていきましたが、
これまでの努力が報われ、その成果が表れました。
一般的に、私立幼稚園や保育所の試験は、
書類選考や面接試験のほか、小論文や作文などの筆記試験、
ピアノ実技や体験実習などで審査されます。
それに対して公務員試験は、
教養・常識から専門の筆記試験を経て、二次試験の面接があり、
さらに三次試験・・というように、すぐには結果が出ません。
その間に周りの学生は、次々と私立園の内定を獲得していきます。
「落ちたらどうしよう・・」
「第二希望の私立幼稚園の求人の締切りが迫っている・・」
「公務員試験の結果を待たずに私立園の就活を考えようか・・」
そういう不安が増す中、
最終合格を勝ち取った喜びは、この上ないものでしょう。
自治体によっては、私立園よりも公立園の方が多い場合もあり、
公立園は、就業における勤務条件や保障で有利な面があります。
公務員を希望する学生は、早めに受験対策を立てて臨みましょう。
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周