
2014
12.15
先生や先輩方のお話から就職への不安が和らぎました!!
― キャリアガイダンスに参加して 2年生 ―
12月12日(金)のキャリアガイダンスの時間に「あいう園」の先生をお迎えし、
保育現場の第一線で活躍されている先生や先輩方のお話を伺うことができました。
まず、保育所保育指針を分かり易く解説していただき、
それをどう現場で生かしていくか についてのお話をいただきました。
そして、現場で仕事をして際の注意点として次のことを説明いただきました。
1)つい自分本位・保育者の立場でものを考えてしまいがちになるので注意する。
2)決して、大人の気持ちを押し付けない。
3)子どもの声に耳を傾け、小さいことも聴いてあげる。
そして、このような点に注意しながら、これから卒業して保育や教育にあたる学生に
子どもの目線になって共感できる保育者になってほしい、
などのメッセージもいただきました。
このようなことは、頭ではわかる当たり前のことですが、
いざ実践となるとたいへん難しい・・・
ほんとうに大切な保育者の本質を改めて伝えていただきました。
また、事前に学生たちから、本日一番聞きたいこととして、
アンケートの質問の中から 多かったものをピックアップし、お答えいただきました。
*人間関係について 職員間・・・仕事中は良い関係が築けるように努め、
周囲の先生方に質問をし、 助けられ、相談できる関係を作っていきましょう。
保護者・・・「お母さんも大変なんだなぁ」という気持ちで接し、
子どもの成長を共に喜びましょう。 でも、決して友達ではないので、
一線を引いて関わりましょう。
子ども・・・
私が子どもを教えなければ、子どもをリードしなければと気負わなくてよいです。
なぜなら、生活の中心は子どもであり、大人は補助です。
子ども達の発達を理解しながら、今何が好きなのか、必要なものは何か考え、
環境を整えていくことが大切というお話でした。
*1年目の保育士さんがやっておくこととして、は次のような注意がありました。
社会人としての最低限マナーを心得て、
大人としての常識的な立ち居振る舞いができること。
体調管理や大きな問題に発展しないために
ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)の重要性を 認識して、実践すること。
*卒業生からは、体験談とともに、以下のアドバイスがありました。
たくさんの引き出しが持てるようにしてほしい。
今、準備できることや制作なども頑張ってほしい。
4月から先生として子どもの前に立つ学生は、先生と身近な先輩のアドバイスに、
しっかり耳を傾けていました。
4月から、保育現場で仕事をしていく上で、かなり本音のお話もしていただき、
すごく参考になました。 あいう園の先生、そして先輩、ありがとうございました。
進路支援委員 加藤 房江(こども学科 専任講師)