図書の分類と排架に関連した画像

図書の分類と排架

梅雨の真っ只中、湿気の多い不快な毎日が続きますね。
図書館では、数万冊の書籍を保管しているため、除湿を徹底しています。
節電対策も考えなければならないのが、頭の痛いところです。
                     (今日は七夕)織姫と彦星

当館は保育・教育系短大の図書館なので
絵本などの児童書を多く揃えています。

図書館の本は、背表紙の下方に貼付している請求記号に従って排架しています。
請求記号とは、本の住所のようなもので、3段に分かれていて、
上の段が「分類番号」
真ん中が「著者記号」
下の段が「巻号数」や「年数表記」になります。

      請求記号

絵本の場合、
分類番号のほとんどが“726.6”(日本十進分類法新訂9版)に分類されるため、
二段目の著者記号の順で排架されることになります。
ただ、絵本の特性を考えると、
著者名順に排架するよりも、書名順にした方が探しやすいというメリットがあるため、
当館では、分類番号を省略して“J”シールを貼り、書名の50音順に並べています。

      児童書ラベル

それが…ウチの学生さん、
見たい絵本を手に取って棚に戻す際、
元の場所ではなく、適当に空いてるところへ置いてしまうことが多いようで、
並びの乱れ方がハンパないです! …気をつけてネ

それで先日、
学生の図書委員2名が、2時間以上もかけて絵本架の書架整理をしてくれ、
すっかりきれいになりましたよ

ありがと~

図書館 司書 中村 周

図書の分類と排架

2011.07.07

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook