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ホタルの里

教職科目「理科指導法」(牛込教授担当)の授業で、
5月30日(月)に羽生市発戸(ほっと)にある「ほっと蛍の里」へ
ホタルの幼虫観察に行きました。

「ホタルの里」に着き、「ほっと蛍の会」会長の出井さんから
ホタルの生態や習性など多くの興味深い話を聞かせて頂きました。

       

ホタルの種類は日本だけでも46種類もあり、「ほっと蛍の里」にいるのは、
「平家螢」という種類のホタルだそうです。

ホタルは卵から20日でかえり、体長は1.8mm位、
生まれた時からその体は光っています。
食料はタニシやカワニナ(中身)などで、ホタルは噛みつき持っている毒で麻痺させ、
それをみんなで食べます。

そのホタルの幼虫がタニシを食べる様子を実際に観たのですが、
あんなに可愛くてきれいな光をだすホタルがこんなに貪欲だとはとても驚きました。

   

ホタルの幼虫は成虫になるまで30匹くらいのタニシを食べるそうです。

私たちが見ている、夜きれいな光を出して空中を飛んでいるのは主にオスで、
成虫になってピカピカ光を点滅させるのを“初恋の光”と言うそうです。
とてもロマンある昆虫だと思いませんか。

また、ホタルはとても繊細な生き物で、
農薬や家庭内から排出される洗剤などにより生きることが難しくなってきたそうです。
ホタルは日本では減少の一途をたどっています。
このようなことからも私たちの生活の中でもできる自然環境の保全が
いかに大切であるかなどを考えさせられました。

       

皆さんも「ホタルの里」に行ってみるのはいかがでしょうか。

ただし、見学にあたっては、いくつか注意することがあります。
そのひとつに、ホタルは“虫よけリング”や“虫よけスプレー”に弱いので、
「ホタルの里」に入る前に、入り口で虫よけスプレーをしてから入るなど、
マナーを守り楽しみましょう。

こども学コース 2年 大野花奈子

ほっと蛍の里

ホタルの里

2011.05.31

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