“鯉のぼり”は登竜門

春は風の強い日が多いですね。
春一番に始まり、二番三番と続き、今日は何番目でしょうか、
強風の流れに乗って、今年もカフェテリアの天井に巨大な鯉が泳ぎ出しました。

  

鯉のぼりの由来ですが、中国の故事に
「竜門と呼ばれる滝を色々な魚が登ろうとしたところ、鯉だけが登ることができ、竜になれた」
という話があり、鯉は出世や成功の象徴とされ、
端午の節句に鯉をのぼりに掲げるようになったそうです。

この鯉のぼり、生産量は全国で加須市が一番だそうです。
本学の隣町が日本一だなんて意外ですよね。

学生には、このような伝統文化を強く意識し、就職する園などでも
実践できるよう、忘れがちな年中行事に少しでも触れてほしいと思っています。

端午の節句は、今でこそ男子が対象ですが、由来の中国では女子の節句でした。
男女共同参画の時代。保育士や幼稚園教諭も男性が増えてきました。
本学の女子学生も男子に負けず、勢いのある鯉に倣い、登竜門を乗り越えて、
良い先生を目指してほしいと願っています。

事務局(進路支援担当) 中村 周

“鯉のぼり”は登竜門

2018.04.09

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