ふるさと学 特別授業

7月2日(金)にふるさと学(藤田学長担当)で、地域の味を知るということで「冷汁」を作りました。

講師の野口様ですが、羽生市で生まれ育ち、羽生の料理を広めたいとTV出演を受けたり、多方面で地元愛を広めている先生です。
また羽生市観光協会の澤田事務局長様にもご一緒にお越しいただき、お手伝いをしていただきました。

まず全員自己紹介をした後、料理を開始。
埼玉県は小麦生産量が全国第2ということもあり、県産の小麦粉を使った粉・塩・水を合わせ、まとめたものを足で踏み続け、みんなで協力しながら作りました。

学生には地元の味を知ってほしいということで、野口様のご自宅で採れたゴマ、夏野菜(大葉、きゅうり、茄子、いんげん等々)をお持ちいただきました。
薬味として新鮮な野菜を使わせていただきました。

沢山の野菜を切るのですが、包丁に慣れていない学生もいて、澤田様より包丁や野菜の持ち方から食材の切り方など丁寧に教えていただきました。

「冷汁」ですが、うどん文化が発達した埼玉県では、一般的なめんメン汁に、すりたての胡麻・味噌を合わせ、細かく刻んだ野菜を入れ、氷などで冷やしたつけ汁を言うそうです。

粉をに塩を混ぜて、揉んで寝かせて、切って、茹でて、洗ってと作るのに2時間弱かかりました。

しかし、いざ食べ始めると「汁が美味しい」「私たちのがおいしい」「みんな作った人でうどんが違う」など、数分で完食してしまいました。
お腹もいっぱいになり、本当に美味しく食べられて良い体験ができたと思います。

最後に、野口様の手作りグレープフルーツゼリーも差し入れていただき、お心遣いにみんなで感動いたしました。

初めて食べた学生にとっては、ふるさとの味が一つ増えたのではないかと思います。
家族や子どもたちにも伝えていくことができればよいですね。

野口様、澤田様、本学学生のためにお忙しい中お越しいただきまして、誠にありがとうございました。

教務係 田口

ふるさと学 特別授業

2021.07.08

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