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子ども大学はにゅう3日目

「子ども大学はにゅう」が11月18日に行われました。今回は羽生駅からほど近い建福寺での講義となりました。非常に冷え込む朝でしたが、子どもたちも元気な姿で現れます。

 

今回は「座禅」と「田舎教師」について学びました。

「座禅」では、まず「禅」とは何か、「禅宗」とはということについてお話いただきました。

例えば、「椅子」というものはどうして椅子なのか。「踏み台」にもなるし「机」にもなる。はたまた「凶器」にもなる。それでは「石と岩の違いは?」このような問答に子ども達は

大いに盛りあがっていました。

このように、「それ」を「それ」とたらしめるものとは何か。この人は嫌だ、良い人などは何をもって判断しているのかという説明に、子どもたちも興味津々で聞き入っていました。

 

次は「田舎教師」について学びました。

これは明治42年に田山花袋によって書かれた小説で、作中に登場する

小林清三は実在した小林秀三です。

この話は建福寺に主人公(清三)を下宿させていたという実話を元に書かれており、

ありのままに表現された、のどかな田舎風景とともに展開されていく。

 

最後にこの林秀三のお墓を見て、資料館を見学。「禅」を学び、

文学への関心を深めるといった、心を豊かにする一日となった。

 

音楽担当 小澤俊太郎

子ども大学はにゅう3日目

2017.12.01

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