2017
09.29
就職マッチングフェア2017
“就職マッチングフェア”、合同就職説明会を9月27日(水)、
本学の体育館や教室に130を超す園や施設から、300名を超える
先生方にお越しいただき、ブース形式にて開催しました。
今年で4回目になるこの説明会は、実習をひととおり終えた2年生が、
就職活動開始の起点となるイベントであり、
1年生にとっては、実習や将来のキャリアへ向けた
取り組みの場でもあります。
午前中は体育館にて、
児童養護施設や障害者施設、学童保育室の先生方に
説明をしていただきました。
施設への就職を考えている学生は、あらかじめ希望ブースを選択し、
四つの施設を巡りました。
特に、実習のない学童保育室のブースでは、
授業等でもあまり触れることがないので、
指導員の先生から現場の様子を聞くことができる
貴重な機会となりました。
昼食をはさんで午後は、体育館や各教室を会場としてブースを設け、
こども園・幼稚園・保育所の園長先生はじめ先生方が、
園の雰囲気や保育内容、子供たちの様子などを
手製の紹介パネルや動画映像などを使って説明してくださいました。
すでに先生として活躍している卒業生が説明をしている園も
いくつかあり、在学生はメモを取りながら熱心にお話を聞いていました。
おかげをもちまして、参加を希望される施設や園が増えており、
会場の関係からご希望にそえずご迷惑をおかけした園もございます。
今回は、午前の部と午後の部を合わせ、
130を超える施設・園の参加があり、300名を超える先生方に
来学いただきました。
おかげさまで現在、
保育・幼児教育業界の求人状況は売り手市場と言われています。
多くの求人票をいただくなかで、施設や園と学生双方にとって
“マッチ”する良い機会となって欲しいと思っています。
就職活動の考え方は養成校の方針にもより異なりますが、
本学では、2年次の最終の実習(9月の保育後半実習)を終えてから
活動を始めるようにと指導しています。
これは、学生の本業である授業や実習に集中して取り組み、
自分が何に適しているかを理解してから就職を考えてほしいからです。
このことにより、近年、問題となっている
早期退職の問題も発生しにくいと考えております。
これから、12月までの3ヶ月間で
9割がたの学生が内定をいただくことになりますが、
先生方には厳しく、選考をお願いいたしたいと存じます。
そして、入職しました折には
愛情を持って育てていただけますようお願い申しあげます。
進路支援部長 持田京子(こども学科 准教授)