集中講義「暮らしと環境」

暮らしと環境の授業では、7月1、2日の2日間、福岡の純真短期大学の教員2名(飯塚先生、豊辻先生)と学生8名をお招きし、本学の履修学生45名を加えた合同授業が行われました。

1日目

・学長先生の講義

学長先生の講義では、地球温暖化や水質汚染など身近な環境問題に関する話題が取り上げられ、学生たちは限りある資源を守るために、自分たち一人ひとりができる事を懸命に考えました。

・ワークショップ

和菓子司花扇の高橋先生による和菓子作りと中島染織工業での藍染体験が行われました。和菓子作りでは、ひまわりと朝顔の2種類の和菓子をつくり、学生たちは味だけではなく目でも楽しむ日本の食文化の奥深さを感じていました。藍染体験においては、輪ゴムで縛った真っ白なハンカチを染めたのですが、そっとハンカチを広げると素敵な模様に染まっており、その瞬間には学生たちから驚きと喜びの声が上がりました。

 

 

 

 

・グループワーク

最後に、グループワークが行われました。翌日の東京散策を控えた学生たちがグループごとに集まり、散策計画や散策のねらいなどを話し合いました。各グループは話し合いの内容をまとめ、プレゼンテーションを行い、相互に意見交換も行いました。学生たちは他のグループのプレゼンに真剣に耳を傾けていました。

 

 

 

 

2日目

2日目は学外を飛び出して、東京散策を行いました。各グループは、東京おもちゃ美術館と国際子ども図書館のうち必ず1つの施設は巡るように決められています。各施設には児童文化財が豊富に展示されており、保育者を目指す学生にとって一度は訪れて欲しい場所だからです。その他、浅草や東京スカイツリーなど、東京の名所を巡ったグループもありました。

 

 

 

 

学生たちは、暮らしと環境の授業を通して、地域社会の歴史や文化への理解を深め、更に、クラスや学校の壁を超えた様々な人と協同することの大切さを学んだことと思います。是非、この授業での学びを将来へ生かしてもらいたいと願っています。最後になりますが、福岡の純真短期大学の飯塚先生、豊津先生、学生の皆さん、遠方よりお越し下さいまして本当にありがとうございました。教職員一同、またお会いできる日を心待ちにしております。

授業担当:髙橋努、金子智昭

集中講義「暮らしと環境」

2017.07.07

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook