
2015
04.23
良い本と出会うために
4月に入ってからは、曇りや雨の日が多かったですね。
日照時間も非常に少なく、例年の半分程度だったそうです。
春らしい暖かな日差しが待ち遠しい気持ちでしたが、
これからゴールデンウィークにかけて天候に恵まれるということなので、
さわやかな季節を楽しみましょう!
さて、1年生のみなさんは、大学の雰囲気には、もう慣れましたか?
先週金曜日の入門ゼミで、1年生のみなさんへの図書館ガイダンスを行いました。
貸出の方法や利用にあたっての注意点、館内の本の配置などをお話いたしました。図書貸出券への名前の記入も済み、図書館が利用できるようになりましたね!
読み聞かせの時間に大活躍の絵本や紙芝居、保育・教育に関する専門書、
保育の実践ですぐに使える実用書などが充実していますので、
ぜひ、役立ててください。
もちろん、空き時間にのんびり本を眺めに来るといった利用も大歓迎です♪
何かわからないことがあれば、図書館スタッフに声をかけてください。
それでは、今後2年間の大学生活を通じて、本選びの参考になる図書をご紹介します。もちろん、2年生のみなさんもぜひ読んでみてください。
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「THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい『この一冊』」
ミシマ社 編
全国の書店員さんが選んだ「どうしても届けたいという一冊」
その本の推薦文が、それぞれの書店員さんの直筆のキャッチコピーとともに365冊分掲載されています。
紹介されている本のジャンルは様々です。絵本・小説・教養書・科学書・ビジネス書などなど。本を愛する書店員さんたちが書いた推薦文は大変魅力的で、これまで読んだことのないジャンルの本も「読んでみたい!」と思えます。
読書が好きな人も、そうでない人も、パラパラとめくってみると、きっと素敵な本と出会えます。
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「本を味方につける本 自分が変わる読書術」
永江 朗 著
「人間にはひとりになる時間が必要だ。ひとりで考える時間。ひとりで感じる時間。ひとりでなにもしない時間。
ひとりでいるのは、さびしくないし、みじめでもない。もちろん恥ずかしいことでもなんでもない。むしろ、ひとりでいるのはかっこいい。
でも、ひとりでいるのはむずかしいし、ひとりで考えるのはもっとむずかしい。
そんなとき、味方になってくれるのが本だ」(まえがきより抜粋)
本とのつきあいかたを考える本です。おもしろい本と出会うためのヒントがたくさん詰まっています。本の読み方のコツもわかります。
読書は苦手という方は、ぜひご一読ください!
本が大好きという方にとっても、新たな発見がある本です。
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「フィンランド・メソッドで本が好きになる 小学生100冊読書日記」
フィンランド・メソッド普及会 編
小学生向けの読書日記帳です。
この冊子には、カラフルな絵本の表紙シールが付いています。
読んだらそのシールを貼って、おもしろ度を五つ星で表し、一言感想を書く。読むたびにシールが増えていく楽しさで、本を読む習慣が自然と身につくという日記帳です。
小学生向けではありますが、これを参考にして学生のみなさんもぜひ読書日記をつけてみては?
自分が読んだ本のリストは、保育の現場での本選びの強い味方になるはずです
このほかにも、本選びの参考になる図書がたくさんあります。
ぜひ図書館に足を運んでみてください。お待ちしております♪
図書館担当 大木 美晴