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子ども大学はにゅう3日目

子ども大学はにゅう3日目が、金子農機株式会社本社を会場として開催されました。

今年から、子ども大学はにゅうの運営に、「羽生ロータリークラブ」の皆さんが参加していただくことになり、市内の文化・産業のトップ企業による「ふるさと羽生学」を、「羽生ロータリークラブ寄付講座」として、開講することになりました。

本日は、穀物の乾燥機をはじめとする農業機械の生産では、日本で有数で、広く世界に羽ばたいている「金子農機株式会社」を訪問しての講義と工場見学でした。

まず、金子専務さんから、金子農機の歴史についてお話がありました。 金子農機は創業以来102年の歴史があることや、野鍛冶から始まり、お米や麦などの乾燥機を開発して、この分野での日本のトップ企業になったこと。今では、中国やベトナムをはじめとする東南アジアでも、金子農機の遠赤外線乾燥機「一心号」が活躍しているお話を聞きました。

続いて、DVDの映像を見ながら、昭和38年まで、羽生駅には東口しかなく、駅西側の人たちは、遠くの踏切を渡らないと東側に行けなかったことや、金子専務さんのおばあさん(りくさん)のご遺志により、羽生駅の東西を結ぶ「りく橋」が、金子農機がお金を出して作られたことなど、羽生駅西側の歴史についてもお話がありました。

会社の歴史の講義の後は、工場見学です。 この日は土曜日で会社はお休みなので、工場は稼働していませんでしたが、大きな鉄板を曲げるベンダーや、寸法を出して穴をあけるプレス、それにスポット溶接をするロボット溶接機や紛体塗装の設備を見学し、子どもたちは大きな設備や、完成した立派な農業機械にビックリです。

最後にサプライズ。金子農機の農場でとれたお米(玄米)を、精米機にかけて精白する実演がありました。茶色で匂いのある玄米が、精米機にかけるとあっという間に真っ白なお米に変身です。子どもたちはこのきれいなお米を袋にいっぱい詰めて家族へのお土産に持ち帰ることが出来ました。

  
  
  
  

こども大学はにゅうの学生にとって、
羽生の歴史の一端を知る貴重な一日となりました。
ご協力いただいた金子農機の皆さん、ありがとうございました。

シニアアドバイザー 佐藤

子ども大学はにゅう3日目

2014.11.20

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