避難訓練を行いましたに関連した画像

避難訓練を行いました

10月10日(金)埼玉純真短期大学では、避難訓練を 行いました。
内容は地震による火災発生を想定した避難訓練と起震車による 地震体験などでした。

実際に起ってからでは、慌ててしまって、 どのように動いてよいのか分かりませんよね。
私も、その中の一人です。
先日、関東でも震度5弱の地震があった時も ガタッ激しく揺れた時は、
どうしてよいか固まってしまいました。

そんな非常時の為の避難訓練です。
今日は、非常ベルが鳴り、「訓練、訓練・・・」と非常放送の後、
学生、教職員は一斉にグランドへ避難しました。

教職員は、通報連絡班・消火班・避難誘導班・防護安全班・ 非常持ち出し班・現場指揮班・
救護班に分かれて、 学生の安全を第一に考え、各班責任を持って参加していました。

保育所・幼稚園・施設では必ず月に一回避難訓練を行います。
園児へ約束の合言葉「お・か・し・も」を伝え、 避難訓練関係の紙芝居などを読み、
地震や火災の恐ろしさと 正しい避難の方法を伝えます。

「お・か・し・も」と聞いてすぐにわかりますか?
「お」・・・押さない 「か」・・・かけない 「し」・・・しゃべらない 「も」・・・戻らない です。

今日の避難訓練では、学生のみなさんは「し」のしゃべらないが 出来ていなかったです。
訓練だから・・・と思って気が抜けていたようですね。
しかし、みなさんはこれから先生という職業に就いて こどもたちを守らなければなりません。
自分自身の安全だけでなく、こどもたちの安全を確保しなければ ならないのです。
次回からは訓練だと気を抜かないで取り組みましょうね。

  

消防暑の方からも、
「全員の点呼確認が終わるまで10分かかった のは、遅く、
話ながら避難している学生が多かった。」 との講評をいただきました。

もう一度言いますね。
2年生は、6か月後には先生としてそれぞれの現場で勤務 します。
園児や利用者の命を守らなくてはなりません。
1年生は、今回の反省を生かして来年の避難訓練に臨んで 欲しいです。

毎年、消火器の操作体験を行っていましたが、今年は「起震車」による 地震体験でした。

  

1923年(大正12年)に起きた関東大震災と同じ
震度6の揺れを各クラスの代表者が体験しました。

椅子に座っての体験でしたが、学生は悲鳴をあげて 立ち上がることも出来ず、
机にしがみついていました。 起震車には、時計や花瓶、棚などが無かったですが、
実際にあったら全て落ちて割れていたと思います。

家庭でも職場でもこのようなところにも気を配って おきたいものです。

学生は、貴重な体験ができたようです。 そして、地震の恐ろしさも分かったと思います。
起きてからでは遅いのです。

保育・教育者を目指している学生のみなさんには、
もっと真剣に訓練を行ってほしいと思いました。 次回を期待していますね。

実習指導係 林

避難訓練を行いました

2014.10.13

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook