
2014
08.26
「26年度ホームカミングディーが和やかに開催される」
平成26年度のホームカミングディーが8月24日(日)16時から
本学キャンパスにおいて和やかに開催されました。
約70名の卒業生がキャンパスに集まり、
お互いに顔を合わせた瞬間は懐かしさでいっぱいになり、
「キャー」と大騒ぎする場面があちらこちらで見られました。
お互いのがんばりを褒め、支え合っている光景は美しいものがあります。
社会人になって、頼もしく、立派になった姿に、
教職員も温かいまなざしを注いでいました。
16時に、安倍進路支援部長の司会により、開催されました。
はじめに、おもちゃコンサルタントマスターの武田真理恵さんの
講演会・ワークショップがありました。
短い時間でしたが、玩具について、すぐに現場で使える情報を沢山いただきました。
概要を簡単に述べますと・・・
○折り紙を使った「赤・青・黄」の3色チーム別折り紙落としゲーム
折り紙を半分に折って腕に載せ、それを口で落とし合うというすぐにできる簡単なゲーム
○おもちゃの選び方6つのポイント
1.心地よい音
・琉球木琴の紹介:「レ」「ラ」の音階をぬいた6つ木で作成された楽器
(木の長さは同じだが、材質と木のくりぬき方の違いで音階をつくる)
(誰でも、どこをたたいても心地よい音がする)
2.美しい色と形
・見た目のおもしろさ、(くるくる廻ったり、色の鮮やかさ)
3.適度な大きさと重さ
・軽いだけでなく、ある程度の重量感や大きさがあったほうがいい
4.感触のよさ
・タオル・ハンカチ等柔らかいもの
5.動きのバリエーション
・動きのおもしろさ
6.丈夫で壊れにくい
・壊れても直せるもの
○おもちゃの食育論について
※保育者は心の健康を育てます
1.ミルクを飲ませる時期(0~1歳)→コミュニケーションが大切です
・お母さん・保育者の話しかけ、あやす声、いないいないバー等のスキンシップ
2.離乳食期(1~2歳)→指や物を使った関わりが重要です
・絵本、歌等
3.普通食期(2~3歳)→人と人をつなぐことが必要です
・ブロック、物や遊び
※市販のおもちゃと手づくりおもちゃをバランスよく使いましょう
みんなで、折り紙を使って手づくりおもちゃ「紙コプター」をつくり飛ばしました。
(皆さん、紙コプターの動きにあっと驚きました。)
また、チャイルド本社のご厚意により、昨年に続き、本年も卒業生一人ひとりには、
幼児教育者にとっては宝物ともいえる保育・教育のヒントがたくさん詰まった
雑誌「POT」が寄贈されました。
雑誌と付録をを手に取った今年の卒業生(新米先生)は、
「うれしい~」「たすかる~」と大喜びでした。
その後に、学食で懇談会をしました。
懐かしさいっぱいで、時間の経つのも忘れ、話し合いました。
卒業生の声(一部)
・とってもみんなに会うのが楽しみで来ました。きてよかったです。
・みんな「がんばっている」ことが実感でき、明日からまたがんばれます
・とても懐かしいです
・ここは(大学)どこですか?あまりに学校が変わったのでビックリです
・大学がとてもきれいになったので驚きました。
・ホームカミングディーは良い催しですね。元気をもらいました
・7年前の卒業生です。あまりの大学の変わりように別な世界にきたようです。
明るくなりましたね
・卒業して4ヶ月しか経っていないのに、みんなの変わりように驚いています。
がんばっている姿に感激です。
・今日は仕事のグチを言いにきました。聞いて下さい!
・こんな時どうするの?(子どもへの対応、職場での人間関係)
・「pot」の雑誌がもらえ、うれしかった。欲しいと思っていた。等々・・・。
学内を見学し、みなさん綺麗になった大学内にびっくりしていました。
最後に記念写真をとり、終了しました・・・。
その後も、駐車場等で、いつまでも集まる姿が見られ、
お互い去るのを惜しんでいました。
こども学科 教授 伊藤道雄(進路支援委員)