絵本選びの参考にに関連した画像

絵本選びの参考に

入学式から、1週間が過ぎましたね。授業も本格的にスタートし、1年生のみなさんも徐々に大学の雰囲気に慣れてきたでしょうか。

先週、金曜日の入門ゼミで1年生のみなさんへの図書館ガイダンスが行われました。司書の阿部先生から貸出の方法や利用にあたっての注意点、館内の本の配置の説明などを受けたみなさん、真新しい図書貸出券の記入も済み、図書館の利用が自由にできるようになりましたね!

保育・教育に関する専門書や、保育の実践で必ず役に立つ絵本などが充実していますので、ぜひ、たくさん利用してください。もちろん、空き時間にのんびり本を眺めに来るといった利用も大歓迎です。何かわからないことがあれば、図書館スタッフに声をかけてくださいね。

さて、1年生のみなさんの中には、あまり絵本には馴染みがないなという人もいるかもしれません。そんな人におすすめしたい本を紹介します。

*****

「絵本カルボナーラ~おいしい絵本を召し上がれ!~」

聞かせ屋。けいたろう フレーベル館

この本の著者「聞かせ屋。けいたろう」こと坂口慶さんは、元ストリートミュージシャン、元保育士という経歴の持ち主で、現在は絵本の読み聞かせのプロとして活躍中の方です。

本書には、「子どもでも大人でも、園でも家庭でも、楽しめる絵本」の紹介と読み聞かせのポイントが「けいたろう」流に紹介されています。オールカラーで、絵本の表紙が掲載されていて、それをみているだけでも、この絵本読んでみたいなと思わせてくれます。絵本にまつわるエピソードも楽しく、エッセイ集としても面白く読みやすいと思います。絵本を身近に感じられるようになるかもしれませんよ。

*****

「絵本の読み聞かせ方」(おすすめ絵本リスト85付き)

景山聖子 廣済堂出版

こちらの本の著者は、アナウンサー、テレビ番組ナレーター、舞台朗読など、さまざまな場面で文章を読み、語るというお仕事をされてきた方です。その経験と知識を生かし、現在は、「絵本の読み聞かせのコツ」講座を全国で開講し、絵本講座講師の育成に力を注がれています。

本書には、自分の子どもあるいは孫に読み聞かせをする場合のコツ、集団の子どもたちを夢中にさせるコツ、その場にあった絵本の選び方など、非常に具体的にわかりやすくまとめられています。保育者を目指すみなさんには、大変参考になる1冊ではないでしょうか。巻末には「年齢別おすすめ絵本リスト」があります。ここで紹介されている85冊は、子どもを惹きつける魅力がたっぷりある定番の絵本ばかり。このリストを片手に、在学中にぜひ一度読んでおくと、先生になったときの強い味方になるはずですよ。

ご紹介した2冊のほかにも、絵本選びの参考になる図書がたくさんあります。

図書館で自分で手に取り、楽しく絵本選びをしてみてくださいね

図書館担当 大木 美晴

絵本選びの参考に

2014.04.16

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook