
2013
12.12
授業「特別支援教育」白杖体験の様子
平成25年12月10日(火)授業「特別支援教育」において
白杖による学内歩行体験学習がありました。
この授業は幼稚園教諭の免許を取るためには必須の授業であり、
1年生が160名が受講しています。
この日は、視覚に障がいのある人の気持ちを理解する活動として、
アイマスクをし、白杖をもって、友達の声かけ等の支援をもらい、
学内を歩き回る体験を行いました。
階段あり、スロープあり、でこぼこ道ありの中、
目の不自由な人の気持ちを体験し、理解を深めました。
授業に参加した学生の声です。
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田島那奈さん
「初めて白杖を使って歩いてみて、階段やちょっとした段差、目の側にある壁に恐怖を感じました。周りの人が気を遣ってくれる学校の敷地内でもこんなに怖いのに、街や駅だったらどれほど怖いのでしょうか! 周囲の人々の協力や手助けが大切であることに、改めて気づかされました。今、目が見えて、何の不自由もなく生活していることは、決して当たり前のことではないということを頭に入れて、これから生活していかなければいけないと思いました。」
藤井茉耶さん
「最初は指示を出す方だったので、「このくらいかな!」と思い指示を出していたけれど、自分が白杖をついて歩く体験をしたら、「自分がやった指示だけではダメ!」と感じました。一人だったら絶対に歩けないと思いました。」
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この体験から様々なことを学んだようです。
ぜひとも、子どもの気持ちの分かる保育士、先生になってほしいと思います。
教授(こども支援センター長) 伊藤