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「木(もく)」を活用した公共図書館を見学して

“地産地消”…最近、レストランなどで食事する際、聞きませんか?

地元で採れた食材を地元で消費しましょうということで、
これは主に農産物や水産物ですが、
地元の森で育った木を活用して建物の木材に使うというのはいかがでしょう。

埼玉県では、
県産木材を利用することが県内の森林を守ることにつながるということで、
木造建造物を推奨しています。

そこで、昨日、埼玉県庁の河村仁農林部副部長のご紹介で、
森づくり課木材利用推進担当の内野主査のご案内をいただき、
飯能市立図書館と深谷市立花園こども情報交流図書館を、
藤田学長、(株)Bizの前原社長、野本工務店の野本社長と一緒に
見学してまいりました。

飯能市立図書館は、今年7月にオープンした真新しい図書館で、
飯能市周辺で産出されるスギやヒノキの「西川材」を要所に使用しています。
閲覧室や学習室は、和モダンなテイストとなっており、
児童図書コーナーの書架や家具類のほとんどが木製です。
木をふんだんに活用していますが、けっしてアナログではなく、
書籍はICタグで管理していて、利便性も高めています。
周辺は新興住宅地で図書館の隣には保育施設があり、
子どもを意識した環境も整っていて、
木(もく」感じる寛ぎの場に相応しい雰囲気です。

飯能市立図書館1 飯能市立図書館2 飯能市立図書館3
飯能市立図書館4 飯能市立図書館5 飯能市立図書館6
飯能市立図書館7 飯能市立図書館8 飯能市立図書館9

深谷市立花園こども情報交流図書館では、県産木材利用施設整備事業として、
主に埼玉県神川町産のスギやヒノキを使って平成17年に開館し、
まさに木の魅力が感じられ、子どもの成長に役立つ図書館となっています。

こども情報交流図書館1 こども情報交流図書館2 こども情報交流図書館3
こども情報交流図書館4 こども情報交流図書館5 こども情報交流図書館6
こども情報交流図書館7 こども情報交流図書館8 こども情報交流図書館9

本学は、保育士や幼稚園教諭などの幼児教育者養成機関であり、
絵本や紙芝居などの児童書を多く揃えています。
今回は本学の図書閲覧室の増築と将来の市民の一般利用を視野に入れ、
地域の子どもたちに親しんでもらえるような図書館にしたいとの考えから、
木(もく)」を活用した図書館を意識しました。

また、本学の学生食堂のヒントを見つけるために、
途中のローズガーデンのレストランもあわせて見学をしてまいりました。

ローズガーデン1 ローズガーデン2 ローズガーデン3

特別任務担当 係長 中村 周

「木(もく)」を活用した公共図書館を見学して

2013.09.13

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