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自然災害から子どもたちを守る

今回の「幼児と環境ゼミ」は教室で、気象キャスターネットワークの
岩谷先生による「自然災害から子どもたちを守る」というテーマで講義を行いました。

「保育者は災害時に子どもたちが頼りにし、命を守る存在、
それをまずは自覚しよう」という岩谷先生のメッセージから始まりました。

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実際の災害時には保育者の判断により、子どもたちの命が救われたり、
救われなかったりすることを考えると強い責任感を感じました。

では、実際にどうすればいいのか?

ということで、普段から災害時にどのようなことに気をつけ、
するべきなのかという点で職場のみんなと共通の認識と声かけをしあい、
避難場所や避難ルートを熟知し、
子どもたちと避難訓練をしておくことなどの重要性を改めて知りました。

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最近増えている、ゲリラ豪雨や雷などの気象災害についての対処の仕方、
そして天気を知り、いつも身近に子どもたちとともに空を観察するため
雲の見方なども教わりました。

また雲をつくる実験もしました。
圧力を加えたペットボトルのふたを外すと、瞬間的に雲ができる様子に
みんな「おーっ!」と驚いていました。

最後は班に分かれて実際の羽生市の地図にいろいろな情報をプロットしていく
ハザードマップをつくるワークショップ・DIGゲームをしました。
実際に手を動かしながらみんなと話し合い、災害時の情報を共有するための
手法を学びました。

最後に、災害について実感がなく真剣に考えていませんでしたが、
東北の地震についてのDVDを見て
働いてから起こりうることかもしれないと考えるようになり、
保育者になってから子どもたちのことを常に考え、
危険から避けられるように注意をして、避難時の際には
子どもたちを誘導出来るような保育者になりたいと思いました。

こども学科 2年 安藤沙記

自然災害から子どもたちを守る

2013.07.03

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