
2013
06.08
平成25年度 公開講座 ~ トピアリーを作ろう ~
今日は公開講座で、トピアリーを作りました。
トピアリーとは、ローマ時代に起源があるそうです。現代では英国風の庭園などで、樹木の枝や葉を刈り込んで、動物や幾何学的な図形などの形に仕上げているものを目にすることがあります。ディズニーランドにはいろいろなキャラクターのトピアリーもありますね。
みなさん初心者の方だったことと、時間的な制限から、今日は簡単に、土台に花材をグルーガンでつけて作品に仕上げるという手順にしました。
花材は、プリザーブドフラワー、シルクフラワー、土台にはドライモスなどを使用しました。プリザーブドフラワーのバラの花が、小さいながらも存在感を示していました。
初めて出会う方々が、子育てのお話しなどを交えながら、それぞれの個性を活かした作品に仕上げていらっしゃいました。その自由な発想と個性の豊かさには、驚かされました。
私も講座に向けて、3週間ほどの間、色合わせや素材の組み合わせに頭を悩ませ考え続けたのですが、その努力も無駄になることがなかった上、私がイメージした以上の作品に仕上げて下さり、感動しました。
私は心理学を勉強する以前はお花の仕事をしていた時期もあるのですが、何か作業をしながらいろいろな話をするという、いわば作業療法のような場を体験したように感じ、来年も別の形で取り組んでみたいな、と思いました。
ご参加下さった方々にはお礼申し上げます。ありがとうございました。
担当講師 稲垣 馨(こども学科 講師)