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保育所実習,施設実習で利用した絵本を紹介

絵本には、子どもたちの発達段階に応じて、様々なタイプのものがあります。赤ちゃん絵本、乳幼児向け絵本、小学生初級など、読んであげるものと自分で読めるものというタイプの違いもあります。実習に使った絵本も、普段から絵本に親しんでいたおかげで適切な読み聞かせの選択ができました・・・

皆さんも是非、いろいろな絵本に親しんで下さい。数多くの絵本に接することで、選択の幅が広がります。

図書館司書 阿部峰雄(司書教諭課程 担当講師)

読み聞かせ

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いやだ いやだ』 せなけいこ さく・え
私は保育所実習で、『いやだいやだ』を読みました。
この絵本は、ルルちゃんが何でも「いやだ」と言うので、お母さんもおひさまも「いやだ」と言う絵本です。
絵も内容もわかりやすくて、0,1才児さんに繰り返し読みました。何回も読んでいると、子どもたちも絵を見て指をさしてきたりと、内容を理解してきます。
せなけいこさんの絵本は、他にも『ねないこだれだ』や『きれいなはこ』など、たくさんのシリーズがあるのでお薦めです。是非読んでみてください。

きょだいな きょだいな』 長谷川摂子 作 降矢なな 絵
3,4才児さん向けの絵本です。
「あったとさ」と、同じ言葉を繰り返し読んでいく本で、子どもたちは「きょだいな○○」が出てくると「○○だ!」声を上げていました。次は巨大な何が出てくるのだろうと楽しみに待っているので、強弱をつけたり、ゆっくり読んだりと、工夫して読むといいと思います。

平成24年度卒業生 前野菜摘(乳幼児保育コース)

クレヨン

くれよんのくろくん』(4・5歳むけ) なかやみわ さく・え
最初は、くろくんだけ仲間外れにされてしまい、おこったくろくんは、みんなが書いた絵の上に黒を塗って他の子に怒られてしまいます。だけど、シャーペンのお兄さんが黒を削ってくれて、花火が出来上がるという絵本です。
これは、仲間や友達を大切にするという事が分かる素晴らしい絵本です。施設の子どもたちは、「よかったねー」と嬉しそうでした。

平成24年度卒業生 柳瀬絵里(乳幼児保育コース)
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保育所実習,施設実習で利用した絵本を紹介

2013.04.25

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