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「図書館と県民のつどい埼玉2012」に出展して

平成24年12月2日(日)、「図書館と県民のつどい埼玉2012」が桶川市民ホール・さいたま文学館にて開催され、本学は“発達障害支援について考える”をテーマに、出展しました。

この「図書館と県民のつどい埼玉」は、埼玉県図書館協会と埼玉県教育委員会が主催し、そこに、埼玉県大学・短期大学図書館協議会(SALA)が協力し、“大学図書館のお宝お見せします”というタイトルで大学図書館の展示ブースを設置しました。

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本学図書館では、伊藤道雄先生や安村由希子先生の「教職実践演習」ゼミで、発達障害支援について、まとめた学生の成果をパネル展示して、関連する書籍や実験用具等を紹介しました。年明け2月に開催を予定している研究セミナーのご案内も行いました。この企画は、図書館が大学での授業や学習とともに、その連携で成り立っていることを多面的に見てほしかったことによります。当日は、図書館好きの方に限らず、学校教員の方々にも多く関心を持って観ていただけたようです。

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展示に参加した各大学のブースを覗いたところ、歴史ある大学では、正に貴重書と言えるようなお宝を展示していましたし、他の大学でも、特色を活かして見せ方を凝らし、さながら大学の広報活動のようでもありました。

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このイベントは、大学図書館の展示のほか、メインとなる小説家の方の記念講演や、ブックトークや読み聞かせなどの分科会、高校図書館の展示があり、全体のボランティアとして参加した本学の学生4名も、仕事の合間に、各ブースを覗いて楽しんでいました。普段は見ることのない世界に、ちょっぴり触れられたのかもしれません。

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第1回の「図書館と県民のつどい埼玉」は2007年の開催です。他の大学では、毎年企画して参加していたところも多いようですが、本学は今回が初めての出展で、短期大学の参加も初とのことだそうです。この出展・参加では、SALA幹事館としても本学は関わり、“みなさんの学びを支援する:SALAが紹介する埼玉の公開講座”という加盟館の共同企画で、一般の方が参加できる大学講座、セミナー、演奏会などの催し物の紹介を掲載した冊子も配布いたしました。

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大学図書館の地域活動として、一般的には図書館施設の地域開放を思い浮かべるかもしれませんが、このように大学と図書館との関係についてイベントを通じて紹介して、そこに教職員や学生が関わり、教育関係者に知られ、地域住民と触れ合うことも、地域活動の一面と成りうるのではないかと感じました。

今回の経験で、今後もこのような地域活動には、一度だけの参加にとどまらず、継続して活動していきたいとの思いを新たにすることができました。

図書館・情報係長 中村 周

「図書館と県民のつどい埼玉2012」に出展して

2012.12.05

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