ウェルフェアサークルの学生が救急救命講習を受けました

ボランティア活動を主な活動としているウェルフェアサークルの学生32名が救急救命講習を受講し、いざという時の対応について学びました。

今回は、羽生市の拠点病院であり本学の隣に位置する羽生総合病院で救急救命士としてご活躍されている5名を講師としてお迎えし、救急救命に関する基本的知識の講義を受けた後、胸骨圧迫の方法とAEDの使い方について実技指導を受けました。
 実技指導では講師の先生に直接ご指導いただきながら、一人ずつ胸骨圧迫に挑戦し、AEDの使い方を学びました。また、今回は特別に対象が乳幼児の場合の対処方法についても教えていただき、大人との力の入れ具合の違いなどを体験しました。学生たちは「思ったよりも力が必要」「1分間がとても長く感じる」などと感想を言いながら、教えていただいたことを一生懸命実践していました。

また、「対象が妊婦だった場合、AEDを使用してもよいのか」など、将来自分たちがかかわることになる子どもや保護者のことを想定した質問を積極的にする姿も見られ、普段の大学の授業では学ぶことのできない具体的なお話を、日ごろ命の最前線にいらっしゃる救急救命士の皆さんから教えていただきました。
ウェルフェアサークルはボランティア活動を通して様々な人と接することの多いサークルです。また、学生たちは将来子どもの命を預かる職業につきます。万が一のことは起きて欲しくはありませんが、人と接する限りいつどこで何が起きるか分かりません。そのような時に率先して動ける人になるためには、今回のような体験が非常に重要となります。講習の最後には学生から「実際の場面に遭遇したら今日のように動けるか不安ですが、もしもの時には勇気を出して行動したいと思います。」という嬉しい感想も聞かれ、今回の学びがいざという時の力になることを期待したいと思います。
羽生総合病院の救急救命士の皆さま、本当にありがとうございました。塚越 亜希子(ウェルフェアサークル副顧問)

ウェルフェアサークルの学生が救急救命講習を受けました

2023.09.01

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