2017
08.09
羽生市教育委員会教育長 秋本文子先生の講話
羽生市教育委員会教育長、秋本文子先生の講話が
夏休みに入った2日目、平成29年8月1日(火)に
「学校経営と管理」の特別講義として2年生にありました。
この「学校経営と管理」の特別講義は、
羽生市・行田市・加須市教育委員会、
第一人者の教育長からお話を伺い、実際の教育現場の話を通して、
学生が「経営と管理」について
いっそう理解を深められることを目的として、
毎年、実施しています。
秋本先生の授業では、始めに、「先生は見られている」と
子どもから見られる存在であることの お話がありました。
学生にとっては、立場を180度転換した話であり、
これまで当たり前だと思っていた視点を変えて考えたとき、
改めて先生という職業を強く印象づけられたようでした。
また、先生の講義の中心となった「夢を語れる先生になって!」と
熱意溢れるお話に、学生全員深く感動し、
あらためて教師の夢をかなえたいと口々に話していました。
先生のお話しは
「羽生市の教育」「信頼される教員とは」
「幼児期の教育から小学校の教育へ」「絵本から学ぶ」
「“夢”1年後そして10年後の私」と続きました。
先生はこれらの内容について10数ページにわたる資料を用意され、
子どもと接する際の留意点なども具体的にお話しくださいました。
たとえば
「線を引く」「その上に○を描く」といった一見簡単なことでも、
子どもは一人ひとりがみんな違う描き方をすることを
学生自身も体験を通して理解することができました。
さらに羽生市のパンフレットを使ってのお話しでは、
羽生市と羽生市の教育の現状などもあり、
普段知りえないことが沢山分かりました。
ご自身が創作された世界に一つだけの「絵本」を紹介してくださり、
学生にもとってほんとうに有意義で、楽しい一時となりました。
最後に、
「夢を語り、世界に一つだけの自分の絵本を創作し、
素晴らしい保育者になってください!」のメッセージを
残してくださいました。
秋本先生、ありがとうございました!
こども学科 教授 伊藤道雄