イタリアからラッファエーレ・コルテージ教授をお迎えしての公開レッスン&リハーサル

本学客員教授の原田勇雅先生とラッファエーレ・コルテージ教授の
公開レッスンとリハーサルが4月26日に本学で行われました。

コルテージ教授は、原田先生がイタリアに留学していた時の先生です。
素敵な師弟関係を垣間見られるリハーサル。
コルテージ教授によるわかりやすい指導と、原田さんの的確な通訳による
公開レッスンとなりました。

 

今回、このような素晴らしい企画を本学で開催することになったのは、
原田さんが本学の学生に本物の音楽に触れる機会を作っていきたい
という思いでした。
実際に羽生市内の学校の生徒や先生や音楽家など、
実に多くの方々が見学にいらっしゃいました。
受講者は奈良県など関西からからお越しの方も何人もいらっしゃり、
日本各地から本学まで来ていただけました。

コルテージ教授によるレッスンは1人40分程度で行われ、
最初に1度コルテージ教授の伴奏で通して歌い、
その後指導していくというものでした。

実際のレッスンを拝見してまず感じたことは、
コルテージ教授はピアノをご専門とされながら、歌のご指導もできるという、
日本ではあまりいらっしゃらない凄い方であるということでした。
おそらくオペラの伴奏(コルペティ)などで、相当研鑽を積まれた先生に
違いないと推測しました。
日本とは違い、海外には伴奏を主とするピアニストを目指すコースが、
音楽院に設けられています。
そのために日本ではなかなか考えられないような、貴重なレッスンであった
と感じました。

それゆえに、
今回のような公開レッスンは音楽関係者でもなかなか機会のない、
素晴らしい体験となったことと思います。

練習会場となった部屋などの雰囲気も先生はじめ来学された方々に
「デザインも素晴らしい演奏しやすい会場」と気に入っていただけ、
使用されたピアノもコルテージ教授に気に入っていただけました。

今後ますます、本物による音楽体験の場として、本学が会場となり、
学生の感性を育てる機会を提供していければと考えております。

(音楽担当:小澤俊太郎)

イタリアからラッファエーレ・コルテージ教授をお迎えしての公開レッスン&リハーサル

2017.05.11

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